November 26, 2004

カルシウム

乳糖を分解できるのは、北ヨーロッパや砂漠地帯で暮らす、世界でも一部の人たちだけだ。
殆どの成人は乳糖を分解する酵素を持たない。
だから牛乳からカルシウムを摂取するのは難しい。
それどころか牛乳の弊害(骨粗鬆症、動脈硬化、結石、白内障、肥満・・・の原因となる)について、研究者は警鐘を鳴らしているが、それはTVCMに阻まれて、なかなか我々の耳に届かない。
と云われている、ということに最近興味をもった。
同時にカルシウムの重要性についてもだ。

20041126001.jpgそこで、マイブーム携帯食品。

20041126002.jpgアジの煮干し。体長約6センチのかわいいやつ。
イワシの煮干しよりも断然ウマいのだ。

煮干しをむぐむぐ食べながら、煮干しについてググッていたら、こんな記述を発見してしまった。

「煮干しもカルシウム含有量は多いですが、煮干しは酸化防止剤であるブチル・ヒドロキシ・アニソール(BHA)を添加して煮込んであるのが普通であるらしく、これが発ガン物質として作用する有害物質であるため、これら有害物質により血液が酸性となるため、それを中和すべくカルシウムが消費されてしまうということになり、煮干しもあまり好ましく無いようです。」

ぶぶっ。
プ・プチなんだって?発ガン・・・?
煮干しの袋をひっくり返してみても、製造工程で使われる合成添加物については何とも書かれていない。
原材料名  あじ
殺風景な表示である。
ああ〜いやな世の中だわ〜。化学調味料を捨てて煮干しで出汁とろうったってプチなんとかが〜。
ため息をつきながら読み進めると、こうあった。

「成長期を過ぎての牛乳がぶ飲み(乳製品の取りすぎ)は、高血圧、骨粗しょう症のもとというのは、もはや常識です。カルシウム補給(カルシウムばかりでは無いですが)には海草のひじきが最適です。」
http://plaza.harmonix.ne.jp/~lifeplus/text/calcium_2.html

そうか・・・。ひじきか・・・。

投稿者 noz : November 26, 2004 08:13 PM
コメント

おっと書き違えました。
生姜については無着色ではなく、植物由来の色素になりますね。紅生姜が無着色のわけがない。
エントリーの最後の一行は、オチつけなくちゃ、のつもりでしたが、実際にあれはよくてこれはだめ、なんてこと言い出したら、私の脳みそでは収拾がつきません。
でも、少しづつ学習しようと思っています。

Posted by: noz : November 28, 2004 02:12 AM

加工肉のピンク色のもとは、発色剤として表示されています。亜硝酸ナトリウムとか硝酸カリウム。
昔のヨーロッパのハムは、肉を塩漬けにする際の岩塩に含まれる硝石が、肉の発色をよくしていたそうですが、現在日本のメーカーが作るハムなどの加工肉食品は「なんちゃって」が多いそうで、薫製フレーバーの液に漬け込んだり調味料を注射したりで、薫製のようであっても保存食品ではないので合成添加物まみれなのだ、と聞いたことがあります。
また亜硝酸ナトリウムは、保存料であるソルビン酸カリウムと一緒に体内に取り込むことで毒性がパワーアップするというのも、よく耳にします。

私も、ひじきは普段食べる機会がないけど好物ですし、煮干しもうまいし、ハムサンドはかっこいいし、ビアホール行ってソーセージ食わんでどうすると思ってしまうし、それらを断食する気は今のところありません。
が、買い物の時に気をつけていることがあります。
例えば大好物のお好み焼きを作るのに必要な材料、紅生姜にも桜えびにも、無着色のものと赤色102号で染め上げたものとがあります。
好きなものや毎日食べるものには特に、裏の表示を確かめて、無着色無添加のものを選ぶのがよいと思います。
なんちゃって無添加食品もあると思います。そういう時はメーカーに電話して確認したっていいと思います。
国民が、怪しいものを、安いからって理由で買うのをやめれば、食品を着色するなんてくだらないものを作る人もいなくなるんじゃないかしら、なんて書きながら、むぐむぐ、煮干し食べきっちゃいました。

Posted by: noz : November 28, 2004 01:47 AM

スーパーにあった、某メーカーのお歳暮のポスター、あのハムのピンク色はなんだろう。
それでも、私はヒジキも煮干しも食べ続けますね。

Posted by: iGa : November 27, 2004 10:48 PM

エコ商品の販売サイトに、
「日本における厚生省が認めた食品添加物数は349品目、イギリスでは21品目、ドイツでは33品目、アメリカでは115品目。」
という記述がありましたが、349品目ってのは・・・この時点で脱力です。
食品汚染とまでなれば、むしろすっぱり、腹を括りもいたしましょう。
暮れがせまってくると、スーパーには赤色何号黄色何号の色鮮やかな食品が並びますが、いやなゲームに参加してる気分です。

Posted by: noz : November 27, 2004 02:34 PM

そーゆー、ひじきにもこんな疑いが
http://www1.odn.ne.jp/plumfield/hijiki.htm
食品を疑い出したら、なんたらかんたら、というTVCFもあるくらいで、こうした言説も科学的なものに似非科学や信仰、それに業界の思惑がごちゃまぜになってバトルしているみたいですね。

Posted by: iGa : November 27, 2004 11:07 AM