November 07, 2003

ブラウニー


ブラウニー店舗

ブラウニー

食パン
 TAMつながりで、AKIさんに命を助けられたTSUKAです。初書込みですので、よろしくお願いいたします。

 根っからの裏道派で、数年前までは、豊島園の自宅から茗荷谷の事務所まで、ほとんど裏道だけで通っていた。渋滞を避ける意味もあるが、思いがけない発見もあるからだ。
 もう10年以上前になるが、帰宅途中、哲学堂方面から裏道を通って、十三間道路を横切り、突き当たって、幅3メートルほどの道を左折すると、50メートルほど先にパン屋を見つけた。いつもはパン屋など気にもしないが、その日は、少し先に車を止めて、何種類かのパンを買った。最近はやりの小綺麗なパン屋とは違って、昔は何処にでもあった町のパン屋さんだった。当然自家製で、特別な材料は使っていないが、何ともいえない素朴な味がした。
 店主もパンの味のように飾り気のない、さっぱりした人だった。その後も一カ月に一度ほどパンを買っていたが、数年前から閉店していて、「どうしたのかなぁー」と気にしていた。先日、久しぶりに店の前を通ると、店が再開していて、さっそくパンを求めた。パンの棚に目を向けると、チョコレートで覆われた焼菓子があり、後で知ったのだが、アメリカの代表的な焼菓子「ブラウニー」だった。

 「ブラウニー」の「ブラウニー」は、表面がさくさく、中がしっとり、甘くなく、、なかなかのものだ。
 ここでお分かりだと思うが、パン屋の名前は「ブラウニー」なのだ。「ブラウニー」の「ブラウニー」ということは、店名は焼菓子の「ブラウニー」に由来すると考える方が普通である。実際、一緒に行った御夫人は「ブラウニーが店名になったのね」と得意気にいった。しかし、以前は、焼菓子「ブラウニー」などなかった。ということは、店名は別のことから付けているのだ。
 別の棚に目を移すと、ジャズ・トランペッターを影絵のようにデザインした包装紙で包まれた食パンがあった。影絵は、25歳で夭折した天才トランペッターのクリフォード・ブラウンだった。御存知のようにクリフォード・ブラウンの愛称は「ブラウニー」なのだ。
 もうお分かりだと思うが、店名の「ブラウニー」はクリフォード・ブラウンの愛称「ブラウニー」に由来していたのだ。そういえば、入口の脇にクリフォード・ブラウンの写真が飾ってあった。
 店主は音楽好きで、店内には、クラシックかジャズがながれている。
 場所は、江古田駅から徒歩7分、千川通りから南に一本入った所にある。
 最後に、店主は同志社大学ラグビー部出身で、大八木、平尾の先輩である。

投稿者 tsuka : November 7, 2003 12:23 AM
コメント

フアシー食パンお買い上げ ありがとうございます。おかげさまで フアシー食パン 赤丸急上昇中です。敬具 ブラウニー

Posted by: 猪又芳明 : January 9, 2008 07:48 PM

3週間まえに ふたたびパソコン購入 アコースチックな生き方がしたい。ご時世よくならず
わたしのパン技術の総決算である フアシー食パンを全国に宅配すること これはもちろん商売です。また いまの多くのパン屋職人に知ってもらいたいいみで ホームページをたちあげました。おもしりくはないと思いますが http://members3.jcom.home.ne.jp/brownie3/ごらんあれ。これから 十条の朝鮮高校へ試合見に行きます。花園へのジュンジ準準決勝楽しみです。

Posted by: クリフォード・猪又 練馬の野蛮人 : November 4, 2007 08:46 AM

パッと見て、スケッチ・オブ・スペインのマイルスかな?と思ったけれど、ブラウニーだ。
ダイナ・ワシントンとクリフォード・ブラウンの共演盤が初めて買ったクリフォード・ブラウンのレコードだった。そのダイナ・ワシントンのコピーをしたのが雪村いずみ。僕はガキの頃に聴いたラジオで、雪村いずみのあの唄い方をダイナマシントン・スタイルだと、ずぅ〜っと勘違いしていた。きっとダイナマイトとマシンがごちゃごちゃに混ざっていたのだろう。

Posted by: iGa : November 8, 2003 04:53 PM

やっと登場しましたね。
ぼくはブラウニーというものを全く知らなかったからsharlockの辞書で「browny」を探してみたら「茶色っぽい色」というようなことしか書いていない。「brownie」 じゃないですかと言われてsharlockをもう一度見ると、1番目は6〜8歳のガールスカウトのこととあるが、2番目にお菓子のことが書いてある。しかしクリフォード・ブラウンのことは何もない。
sharlockの辞書を「pictures」に切り替えると、1番目が皿に盛られたお菓子で2番目にカメラを構えた男の写真がある。とてもクリフォード・ブラウンにはみえないのでキャプションを読むと「brownieを構えたバスターキートン」なのだ。だとすれば、ぼくたちがブローニー版といっていたカメラは、「brownie」なのだったと、思わぬことがわかってちょっと得をした気分になった。
エリック・クラプトンが アル中患者のためのオークションに提供したギターの写真もある。それも「 brownie」と呼ばれ、75000〜120000ドルだそうだが、やはりクリフォード・ブラウンの写真はないのです。

Posted by: tam : November 7, 2003 01:41 PM