October 08, 2003

おでん

駅前の銀行に Eudora 6.0 のアップグレード料金を払いにいった、その帰り道の寒いこと、歩きながら今日の献立は「おでん」にするしかないと考えた。
さて、取り敢えず出汁の用意だけはしておこうと昆布と煮干しを鍋にいれ水に浸けておいた。三時の休憩が済んだら、これからおでんの具を買い出しに行かねば。

続き(2003/10/10)
と云うことで、二日前に作ったおでんは主役の座は明け渡したものの副菜として今日まで食卓にあがっていた。
おでんと云えば関東風と関西風の二大勢力圏があるが、その中間の東海地方、中京圏も独特なおでん勢力圏を形成しているようです。静岡市の繁華街両替町辺りには静岡風おでんを出す店が多い。そのスタイルはチビ太のおでんの様に串刺しが定番で青のりがトッピングされている。
養老の天命反天地を見に行ったとき、養老駅の食堂で食べたおでんが不思議だった。やはり名古屋八丁味噌勢力圏にあるせいか、濃口醤油で煮込んだおでんに更に味噌ダレが掛かっていて、味噌おでんと煮込みおでんの間で、どっちつかずの味、どうリアクションすればよいのか分からない。

投稿者 iGa : October 8, 2003 03:30 PM
コメント

おでんの味付けは、その土地で食べられるうどんの味付けにシンクロしているような気がする。
何年か前に金曜深夜番組・タモリ倶楽部で「東海道うどん汁・色比べ」を特集したことがあった。東海道線(新幹線)のホーム立ち食い蕎麦屋のうどん汁を調べ、関東風カツオ出汁濃口醤油ベースのうどん汁から関西風昆布だし薄口醤油ベースのうどん汁に変るのがどの駅か、実際に食べ比べ、うどん汁をペットボトルに採集し、その色を比較すると云うものである。
結果は浜松辺りで色が若干薄くなる兆しが見えたが、名古屋に近づくと濃さが増し、岐阜羽島には名古屋中京圏の影響が色濃く残り、確かそれと見て関西風うどん汁にはっきり変ったのが判ったのは、大津からであったと記憶している。やはり天下分目の関ヶ原なのか、うどん汁の分岐点も関ヶ原辺りなのかも。

Posted by: iGa : October 11, 2003 09:56 AM