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May 21, 2009

不具合やメンテナンス?

yumさんから次のとおりコメントをもらいました。

>hiroさま
>作物を植える場所がいっぱいあってうらやましい!
>収穫が楽しみですね。
>我が家(自宅)は今年で8年目になって、いろいろ直すところが出てきて木の家もメインテナンスが大変だなあというのが実感です。
>今年は台所の北側にあったベランダが腐って、作り直すのに25万円もとられてしまいました。
>2X4あたりで作っていれば、自分でも直せたのですが、何だかやたら太い梁などを使っていたので、4人も人が来て壊すだけで、半日以上かかってしまいました。
>設計の人は、メインテナンスのことまでは、余り考えていないようです。hiroさんのお宅は、ガラス以外不具合はないのでしょうか。

コメントで返事を書くよりも本文で書いたほうが良いと思い本文にしました。

我がBe013/610も入居してから早いもので6年5か月が経過しました。
もちろんまったく不具合がないわけではありません。

1階のモルタル・リシン吹付外壁は入居前からクラックが入っていました。
マツモト建設に原因と対策を調べ、事前に説明してから直すように言いました。
結局、原因をよく調べず、詳しい説明もなくコンクリートの外壁を補修するようにVカット、モルタル補修。
結果、補修面に再度クラックが入りました。今もそのままです。
原因を自分で調べてみたが、完全に施工不良だった思われます。
外壁施工時に通気リブラスというものを使用したが、施工要領を確認せず施工し、施工方法を守らなかったらしいのです。
とんでもない話です。
その後も補償施工するようマツモト建設の営業と約束していたが、何も連絡なしにいつの間にか会社を整理されそのままとなってしまいました。

家の中にアリが大発生しました。
原因は、家の中で子どもがお菓子をこぼし気が付かなかったため大発生しました。
てっきり開けた窓の隙間から入ったのかと思ったら、確認したらアリが基礎を上り外壁(通気層?)の中に入って行きどこかの隙間から家の中に入ってきたのです。
高気密・高断熱の家なのに、土台には気密パッキンがしいてあるし、どこから家の中に入ってくるのでしょうか。
正直、かなりショックです。
とりあえず「アリの巣コロリ」で悪戦苦闘しています。

玄関ドアの縁甲板のひび割れとたてつけ不良。
2003年に縁甲板の浮き上がりによりドアを取り替えました。
その後縁甲板が浮き上がりはしないもののひび割れ、またたてつけ不良による気密不良が発生しています。

浴室部分の基礎からの漏水。
確認の結果、上水道の漏水ではなかったのでひとまずは安心しています。
漏水の水は、排水ということはほぼ断定したが、なぜ排水の水がもれてしまっているかがいまだに不明。
とりあえず基礎内にたまらないようにしています。

いますぐに思いつく不具合はこれぐらいです。
結構どれも軽度ではない不具合だと思うのですが・・・
他の方はどのような不具合があるのでしょうか?

それから、メンテナンスのことですが・・・
以前、Be-h@usでみんなの意見を取り入れてメンテナンスブックを作りたいと意気込みを聞いていたのですが、その後の状況が変わったのか意気込みだけで終わってしまったようです。(この頃は、Be-h@usの活動も活発に行われていたので、いろいろな話があり、この調子でBe-h@usが広がってくれればいいのにと思っていました。)
結局手元にあるメンテナンスに係る資料は、引渡し時にマツモト建設からもらった「住まいの管理手帳 日頃のお手入れはこれ一冊でOK! 戸建て編(財団法人住宅金融普及協会発行)」だけです。ただ正直なところ、もらったというだけで、今日これを書くまでは見ていませんでした。
よく本を見ると、基礎知識、日ごろの手入れの仕方や点検シートがあり施主がメンテナンスを行うときにはとても助かる本のようです。特に工務店や設計事務所が定期点検など何もしないところであれば、きっとこの本は役に立つと思います。
我が家の定期点検は、マツモト建設が定期点検を実施していないと営業がいっていた(契約前はあるようなことをいっていたような気がするのですが!)ため、設計事務所を含め技術的なことが分かる人による定期点検を一度も実施していません。幸いにこれまで大きな不具合(欠陥)がなかったのでいままで点検を流してきてしまいましたが、いい加減点検を行わないといけない時期です。この本を基に今度家の点検をしてメンテナンスを検討しないといけない時期だとおもいます。
ところで「設計の人は、メンテナンスのことまで、余り考えていない」ということですが・・・
設計する以上はやはり将来のメンテナンスについて考えながら設計して欲しいです。
確かに、設計の方がメンテナンスに関して係っている話や定期点検をするなどあまり聞いたことないです。
自分は、設計の方も定期点検を行い、メンテナンスのアドバイスなどをしてくれると大変助かると考えています。
設計の方がやらなくても工務店は定期点検を行い、メンテナンスの提案をするのはやはり最低限必要だと思います。
いまどきの工務店は定期点検ぐらいするのが当たり前ではないのですか。
我が家やyumさんの自宅の場合は、無責任にもマツモト建設が何も連絡なしに会社を清算してしまったのでどうしようもありませんが・・・

とりあえず、正月の今年のキーワードにも書いたように、今年は家のメンテナンスに着手しなくてはとは考えています。

他のみなさんは、不具合やメンテナンスはどのような状況ですか?
コメントお待ちしています!

Posted by hiro at May 21, 2009 01:02 AM
Comments

hiro さま

詳しいご報告ありがとうございます。
以前は、メンテナンスブックを作るという意気込みがあったというのは、初めて知りました。

我が家も「家というのは一生のお付き合いですから」なんて言っていた工務店が廃業宣言をしてしまったのが、一番イタイです。

今回は佐賀井氏の紹介で、何とかなりましたが、self buildersでもメンテナンスという項目を充実させていきたいところです。ご協力よろしくお願いします。

Posted by: yum at May 26, 2009 07:41 PM