December 09, 2009

信州駅そば食べ歩き

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信州のJR駅にある「立ち食いソバ」のガイドである。JR東日本長野支社が発行した公式ガイドなのである。
「あなどれない、駅そばの旨さ新発見‼」とあるように、駅ソバ、なかなかうまいのである。

……と言っても、JR塩尻駅の待合室で「きのこソバ」なんぞを二回ほど食した経験しかないが、なかなか、うまいのである……あなどれないのである。

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EKIsoba_2.jpg

投稿者 AKi : 10:34 PM | コメント (0)

December 29, 2008

八丁味噌煮込みうどん

misonikomi_udon_0.jpg [+]

今、大いにはまっているのが、この即席和風麺「八丁味噌煮込みうどん」、寿がきや食品製である。コシのあるノンフライ麺にして、八丁味噌をベースに出汁をたっぷり加えた本格味噌煮込みなのである。インスタントとは思えない旨さ.....充実ぶりなのである。

一食 349kcal にして、小売価格は147-円(税込)というリーズナブルなのである。


1)鍋に水550ml(カップ3杯弱)を入れ沸騰させてから麺を入れる。ほぐしながら約4分ゆでる。
2)「液体スープ」「だし味」を入れて、2分煮込んで出来上がり。
3)ネギ、かまぼこ、椎茸、鶏肉、卵なぞ加えると.......より美味しい。

どこで販売しているのか.......だが、当方、カルディコーヒーファームなんぞで取り寄せてもらっている。

投稿者 AKi : 08:30 AM | コメント (8)

October 10, 2007

かにラーメン

「かにラーメン」
そのまんま、です。

採集地:寺泊鮮魚センター内の食堂

投稿者 furu : 10:50 PM | コメント (0)

May 17, 2005

赤坂 NAGARA ながら

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いろいろお世話になった DLD の山口さんが、お蕎麦屋さんになっちゃった。
おいしそうだ。いかなくちゃ。

www.akasaka-nagara.com

nagara_5.jpg

投稿者 AKi : 08:02 PM | コメント (2)

March 22, 2005

ラオスのフォー

phoe2.jpg click
ヴィエンチャンで、ヴェトナム風のそば、「フォー」を頼むと、いっぱい野菜が付いてくる。ミントのような葉っぱや、サヤインゲンや紫蘇が、とても食べきれないくらい。もっと書きたいことがあるけれど、続きは、また夜に。

click
さて、夜になってinternet guest housなるところにやってきた。現在、21:38。はじめの写真のソバのスペックは以下の通り。(情報は、この店に連れて行ってくれた夫妻(日本人+ラオス人)によります)
*麺:米の麺だからビーフンみたいなものですね。
*スープ:牛の骨のダシで、無色透明。牛骨ってことは、BSEの心配はあるってことですが、まあいいかと考えます。塩味も薄く、とてもさっぱりしていて、とてもうまいんだもの。
*はじめのトッピング:牛肉、魚のすり身の団子、刻みネギ
*一緒に出てきた葉っぱたち:ミントの仲間、サヤインゲン、赤紫蘇の形の葉っぱだが緑の紫蘇、そして別の丼にモヤシ。もちろんみんな生で、量はとても食べきれないくらいあるので、どうするんですかと訊いたら、はじめからみんな食べてもらおうとは思っていないから、だれもが好きなものだけ食べてあとは残すんです。ラオスは野菜が安いからという。言ってみれば、まあ新聞の記事みたいなものなんだと納得して、いろんなやつをちぎって麺の上にトッピングにした。
*素性:これはベトナム料理なのだそうで、ぼくたちがベトナム・フォーと呼んでいるものだそうです。
*調味料:nOzさんのコメントにあった好奇心にお答えしなければなりません。エビやら何やらの絵が描かれている壜はてっきりエビの魚醤にちがいないと思ったのですが、これは醤油でした。もう一つの壜にはスルメの絵があったので、やはりスルメの魚醤かと思いきや、ようするにナンプラーで、いずれも書かれている絵は、お印なのでした。こういうときには、よく思い出すことがあります。うちの自宅の近くに「サンタの缶詰」の工場があります。次女が2才ぐらいのころ、通りがかったときに「サンタの缶詰だ」とぼくがいうと、娘は「えっ!!!」と絶句しました。缶詰の中にサンタクロースが入っているとおもったのでした。

*よその店では:この前日に、一人で出かけた市場で、ぼくは段ポール張りの天井のある店で同じソバを食べました。ここではディープな店を探しました。言葉が通じないから、ソバを食べる仕草をすると「noodle?」と聞かれ、うなずきました。その店の肉はレアで、赤みをおびていました。スープは、こころもち黒いようでした。
 そこでは、ミントのような葉っぱとサヤインゲンだけでしたが、やはり丼一杯。どーすりゃあいいんだという顔をしていたんでしょう。同じテーブルにいた親子連れの3人のうち、お母さんが葉っぱを噛んで見せました。なるほどと思ってぼくもかじってみましたが、大してうまくはない。隣に座っているお父さんは「ほらこれも」と、唐辛子満載の丼をこちらによこした。素直にかじって見ると、一拍おいて舌の側面に辛さが押し寄せた。舌を出してフーと風をおくると、お父さんは満足そうに笑うのでした。だから唐辛子はちぎってソバの上に浮かべたけれど、他の葉っぱはちぎってはかじりながらソバを食べたので、いっぱい残してしまいました。
 となりの家族が席を立つときに、子供がパイナップルのヨーグルトドリンクを買ってもらったので、それも追加注文しました。ソバは10,000キープ、ヨーグルトドリンクは5,000キープでした。ちなみに1ドルは10,000キープです。
 いろいろと気を遣いはしたけれど、この店のソバも、とても旨かったのでした。
 

投稿者 tam : 10:49 AM | コメント (2)

March 21, 2005

東京麺通団

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高校時代の後輩M君は大人しくて秀才で、文学美術映画いろんなことに詳しい。
彼の話すことはいちいち興味深いのだが、ある時飲み屋で彼はこう語った。
「東京で僕がいちばんおいしいと思ううどん屋は現在のところ東京麺通団です」
私は酔っぱらっていたので何度も何度もその名を繰り返し、また何度も忘れ、何度も聞いて、こうまでして覚えたからにはいつかは行かねばと固く心に誓っていたのだが、近頃念願かなってはるばる新宿、東京麺通団に、ようやく馳せ参じたのでありました。
外は雨だが桜咲く東京、店内はTシャツでも汗が出るほどの熱気でありました。

200503202.jpg あつかけ&半熟卵天
20050320004.jpgかまたま&ちくわ天

水で締めたシコシコうどんのメニューは、あつかけ・ひやかけ・ざる・しょうゆ、めんたいしょうゆに冷たまうどん。
釜あげのもちもちうどんは、かまあげ・かまたま・ねばたま・めんたま。
天ぷらおにぎりおでんに日本酒焼酎、醤油豆だ塩辛だほたるいかの活漬だと酒の肴もちょこっとある。
おなじみ学食風のセルフサービス。

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あつかけのどんぶりに盛られるのはうどんだけ、一番最後にこの蛇口から熱い出汁を注ぐ。
トッピングを選んだり会計をしたりする間に、麺が延びないようにとの配慮である。

かまたま、とは釜あげうどんに生卵と醤油。
ねばたま、とはかまたま+納豆。めんたま、とはかまたま+明太子バター。
価格はあつかけ小290円〜めんたま大490円。天ぷら100円〜。おにぎり、おでん100円。
ビール270円〜530円。日本酒590円〜。酒の肴300円〜。
朝10時から深夜2時まで営業している。

またM君はこうも語った。
一滴八銭屋のうどんも美味しいと思います」
酔っぱらっていた私は何度も聞き返した。
「一滴八千円!?」
「・・・違います。八銭屋です」
「あ、はあはあ、ハッセンヤ、イッテキハッセンヤ・・・」〜「・・・あれ?イッテキハッセン・・・?」
「一滴八銭屋です」
こちらも覚えるのに、ほんとに苦労したのだ。覚えたからには行かねばなるまい。
那須から新宿まで高速バスで、ポイントカード割引も込みで計算すれば一往復あたり3600円、金額的にはちょっとした遠出、また近いうちに出掛けるとしましょう。

投稿者 noz : 01:52 AM | コメント (0)

December 30, 2004

讃岐うどん いそや

click!

八王子にも本格的(と思う)讃岐うどん屋ができた。「いそや」という。

食べ方は、ぶっかけ(冷・温)、かけ(冷・温)、ざる(冷)の三種類、うどんの量は小中大の、これまた三種類だ。
お値段は各々、300円、400円、500円と分かり易い。
トッピングの天ぷら各種、100円、おでん、おいなり、のサイドデッシュもあり。

なかなか、美味しかったぞ。
ここの「讃岐玉」なる卵、これもなかなかの一品、生で食して美味なのである。

ホームページが公開された。
http://isoya.fc2web.com/

投稿者 AKi : 09:12 AM | コメント (0)

December 07, 2004

遅ればせながら

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手打ちの新そば。
すっかり冬だけど、まだ食べてなかった。
黒磯の道の駅で購入。

昼下がり、グラグラッと茹でて流水に落としたのを笊に上げたまま、仕事中に付き厨房で立ち食い致しました。
薬味はわさびのみ。
20041207112.jpg
これは畑わさび。少し粉っぽいような甘さがある。
市販のつゆは甘ったるくて好きじゃないから、再仕込み醤油をそのまま、そばの端にちちっと付けて、ずずっと食す。
それから、茶碗に残った醤油に、まだ熱い鍋の茹で汁を注いで、ぞぞっと呑む。
満足満足。ものの5分だから、わさびおろしたりそば湯注ぎに行ったりで、立ち食いくらいがちょうどいい。
でもいつか、昼下がりに、ちょっと薄暗いそば屋で、「抜きで」ってのを愉しんでみたいなあ。

投稿者 noz : 02:58 AM | コメント (0)

April 22, 2004

実食・コロッケそば

久しぶりに銀座・伊東屋まで足を延ばしたので、1月14日のエントリーに書いた銀座7丁目「よし田」のコロッケそばを実食した。

食べる前に写真撮影をお願いしたら「どうぞどうぞ、構いません。」と快諾、庶民的な店はこうでなくては。で、注目のコロッケであるが先のエントリーで「鶏のつくねを揚げたものらしい」と書いたが、そのルーツは食感から江戸料理の定番「しんじょ」にあるのでは、と私は推測する。南蛮(長ねぎ)との相性を考えて、元々、蒸していたものを揚げてみたのだろう。蕎麦も香りが残って、長ねぎのシャキシャキ感、とバランスがとれている。
汁は濃いめの江戸前だが、黙っていても頃合いを見計らって蕎麦湯を持ってきてくれる。当たり前の事を、当たり前にされると心地よい。上がりに濃いめの汁に蕎麦湯を割って戴く。

投稿者 iGa : 10:41 AM | コメント (1)

March 27, 2004

寒籠りざるうどん

04-03-27_10-54.jpg 手許不如意つづきで、最近は\500ランチも贅沢になり、もっぱらこれを茹でて昼食としている。 「寒籠りざるうどん」\128也。賞味期限が4.28までなので近くのスーパーで特売されている。一回に2束づつ食べると結構満腹して2日持つ。ざるうどんなので水で洗うと腰が程よくなる。ただここしばらく寒かったので、茹でた麺の水を切って、お湯に浮かべる釜揚げ風にして、麺出汁につけるとまたいける。出汁も1リットル\348。茹で具合で多少味が変わる。どこか特別の地方ブランドかと思いきや、東京千代田区の日清フーズ製である。稲庭とか氷見とかいろいろ食したが、うどんは高いものという固定観念を産むだけで、その値段に見合っているかと言うとはてなだ。この特売はお値打ちだと思う。のどごしのよさのために、やや細めで、なめらかで腰がある食感。
投稿者 yas : 11:10 AM | コメント (0)

March 18, 2004

ファーストフードの3日間 その2

国道を走っていて「はなまる」の大きな看板を見て一瞬の判断の後ブレーキそして左折。
讃岐うどん関東進出の先駆けのようにそれがTVで賑やかに宣伝されていた頃、私は家でのんびりTVを相手にへえ~とかほお~とか相槌を打っていた。それだけで行った事がなかったのだが、この度Akiさんのうどん熱に誘発されて、ひとついただいてみようということに相成った。夕刻、小腹の減った頃。


システムを把握するのに数十秒を要した。スタッフの視線を浴びるとえらく長い時間である。恥ずかしいと何故か解説モードになってしまう。
「あ、ここでまずトレーを取るんだね、それから天ぷらを選ぶんだよほらこのトングでさ、安いね~いっぱいあるね~、そしたら・・・あ、あそこでうどん頼むんだね、うどん出てくるまで待ってればいいのかな、お、それで一番奥がお会計だよ、なるほどねー学食だねー」
まこんなことを私は夫に向かって半ば独り言のように喋っていた。
天ぷらやコロッケは惣菜売り場のようなディスプレイ、各々小皿に取ってうどんブースに移る。
うどんを注文するカウンターは厨房と繋がっていて「何にしますか」「ちょっとお時間掛かりますが」などとちょっとしたやり取りがある。すぐに茹で上がる時はそのままの姿勢でどんぶりを待つ、たまたま釜の中の麺が切れて時間が掛かる時は後からスタッフが席まで運んでくれる。
お会計は専用スタッフがレジの前で待機している。後から運ばれる場合は注文したメニューを告げ、支払いをする。
レーンはそれで終わりだが、他にトッピングコーナーがある。まず天ツユはポットに入っていて、薬味は胡麻・花かつお・下ろし生姜・葱・チューブのワサビ。そしてお茶・お湯・お冷のディスペンサー。これらのものを各自勝手に取る。
カウンターにはソース・醤油・七味唐辛子等が置いてある。至れり尽くせりだ。
味はどうかというと、ツユは塩味とはいえ甘味が強く味が濃い。麺はいつも食べなれている麺と変わりなく思えた。つまり普通に美味しい。
ここで私は一計を案じてしまった。
うどんの丼に、花かつおをこれでもかっ!というくらいトッピングして、お湯を足す。これだけでぐっと美味しくなる。麺はツユがたっぷり張ってあると冷め難くなり、最後まで美味しく食べられるのだ。但しこの方法はマナーすれすれであろうから、こっそりやった方がいいように思われる。また花かつおを入れ過ぎると出汁はいいのだが食べるのがシンドイので量を考えた方がいい。ちょっと唐辛子を振ると味が締まる。
試しに天ツユの方もお湯で割って飲んでみた。濃いと味が分からなくなるが、こちらはセルフサービスなら省いてもいいように思われた。

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写真は100円の小うどんと90円のごぼう天。Akiさんの形容する「ごぼ天はさわさわ」に憧れての選択だったが、このごぼう天はごりごりでありました。

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Akiさんにコメント
20040314 020.jpg
そうなんです、こちらがもうひとつのトレー、天ぷらふたつです。うどんは中です。
(詳細:ごぼう天・春菊天各90円、かけうどん中200円)
夫はお腹一杯!と申しておりました。380円で充実度の高い内容です。

投稿者 noz : 12:57 PM | コメント (1)

March 11, 2004

関西風.......2

「あじさい茶屋」なる立食いうどん・そば店の続きである。
「そばは関東風、うどんは関西風」を、JR渋谷駅ホームにて発見。

ajisai_040310.jpg

これって、つゆの変更可ということなら、「そばも関西風」ってのもありなのかな。

今度試してみます。

http://www.nre.co.jp/ajisai/

この「あじさい茶屋」って、昔の日本食堂、今、NREという日本レストランエンタプライズの経営、どうりでJRの駅に多いのだ。

投稿者 AKi : 05:16 AM | コメント (0)

March 10, 2004

干しラーメン

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近くの八百屋でこんなラーメンを見つけた。
「自然派健康志向 九州とんこつラーメン」
●麺は油を一切使用しない干しラーメン、しかも完全熟成で生めん以上の食感
●スープはとん骨エキスうまみたっぷりの本格派パイタンスープ
●紅生姜、白ゴマ入り
●しかも作り方はインスタント並みの簡単さ、これだけで本格派とんこつラーメンの味がお楽しみいただけます。
のっけから終いまで、んなわけないだろうの突っ込み所満載のコピーである。
しかしこの棒ラーメン、スーパーではなかなかお目に掛からないのである。またアウトドアマンからの評判の声も高い。気になる存在ではあったのだ。おっ、いただきBe-eater!の掛け声と共に味噌味もろとも籠に放り込んだ、一袋2食分100円也。他に醤油味もあり。製造は水戸市(資)砂押商店。

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大手メーカーのインスタントラーメンとの違いは、茹でる湯とスープの湯は別に沸かすことである。また別にトッピング用の野菜を炒めようと思えば単純にコンロが3つ必要になる。生めんのインスタントを作り慣れている方なら雑作もないだろう。だがインスタントラーメンはいつも鍋ひとつ、という向きにはちと苦しいかもしれない、茹で時間は僅か2~3分、あれよあれよの間に麺は伸び野菜は焦げ、慌てればスープの袋の口は滑り挙句勢い余ってピューと噴出し、台布巾で拭けば鍋の縁で火傷しそうになり、、、惨憺たる有様だが全くない話ではない。段取り8分、である。
しかし野菜は入れていただきたい。殊にとんこつ味には大蒜で炒めたキャベツが良く合うし、今は春キャベツの時期だし、とにかくベースがジャンキーなんだから野菜はたっぷり食べるがよろしいのだ。
添え付けの紅生姜は、なんというか、恐ろしい色をしている。だから別に用意した方がいい。炒りゴマは香ばしくてよい。もっと欲しいくらい、だからこれも用意して置くと尚いいでしょう。
丼は火の傍で温めておこう、スープは濃い目なので割り湯は多目に用意して置く、麺を茹でる湯は説明書きよりずっと多い方がいい、茹で汁がとろっとするくらい麺の成分が溶けるから。お湯切りはしっかりと。すべてを計算通りに進められれば、インスタント乾麺とは思えない充実したラーメンが食べられるでしょう。・・・だが自然派健康志向とはいえ(麺が揚げ麺じゃないからね)自然とも健康とも遠いお味なので、スープはちゃんと残しましょう。

投稿者 noz : 10:08 PM | コメント (2)

March 06, 2004

関西風........

JR津田沼駅の南口に「あじさい茶屋」なる立食いそば屋があった。

ajisaichaya_040306.jpg

「てんぷらそば」なんぞを食すべく入った。

360円なりの食券「てんぷらそば・うどん」を手にした時、その券売機の表面に「そばは関東風、うどんは関西風」なる表示があるのが目に入った。
ふむ、それならばと「うどん」を注文した、カウンター内のおばさんは「関西風」をしつこく強調、はいはい、関西風でいいんですよ、どんなもんかしら。

udon_040306_1.jpg

まぁ、薄味の関西風としておこう。

「あじさい」ってJRの駅でよく見かける「そば・うどん屋」だが、みんなそんな仕掛けなんだろうか。

投稿者 AKi : 10:26 PM | コメント (0)

March 05, 2004

稲庭風うどん

”風”であるから本物ではない。「博多うろん」と同様に、いわゆる「細うどん系」なのである。食感も博多うろんに似て柔か系のつるつる麺なので、年寄りにも食べやすい。
「博多うろん」と似た食感の麺を東京で探すとなると、このシマダヤの「稲庭風うどん」が一番、手に入れやすいのではないだろうか。

例の加ト吉でも「稲庭風うどん」の冷凍麺を出している。こちらの方が美味いが、この麺を常時揃えているスーパーは少なく、品切れのときも多い。

投稿者 iGa : 11:11 AM | コメント (0)

February 29, 2004

100円さぬきうどん/2

博多うろん研究家の AKi です。

iGa さんレポートの「100円さぬきうどん」、早速、2月28日昼時行って食してまいりました。

今、流行りの「さぬきうどん」チェーン店のカフェテリアスタイルです。
まず、麺の大きさと食しかたを選択、その後、トッピングを選んでお勘定です。
私は「中」の「かけ」200円、「かきあげ」100円「ごぼう天」100円を選びました。総計400円に消費税で420円でありました。

udon_1.jpg

まずは、いただきました。
麺は讃岐といえば「こし」ですが、なんの「こし」もありません。さりとて博多の「ふんにゃり」もない、無思想な麺でありました。汁も.......奥行きもなにも、何の旨みもない汁でありました。天ぷらは天ぷらでありましたが。
まぁ、「立食い」のうどんそばよりコストパフォーマンスがというところでありましょう。420円也で満腹であります。

メニューはこちらです。

udon_menu_1.jpg

八王子の 2channel 風の伝言板によれば、八王子駅構内の「うどん」がすごくまずいそうです。
これも試してみないと。

投稿者 AKi : 03:39 AM | コメント (1)

February 27, 2004

100円さぬきうどん

八王子駅北口の薬局の角を西八王子方面に歩いた三崎町にある「100円さぬきうどん」、午前中に税務署に行ったときなので、まだ開店準備中。
と云うことで、旨いかどうか全く分からない。二階の台湾式エステが、、、、なんだか。

その、斜向かいの拉麺屋、黒胡麻坦々麺がウリらしいが、ここも開店準備中。

試食もしてない無責任レポートでした。

投稿者 iGa : 02:02 PM | コメント (1)

February 18, 2004

新下関駅・立食いうどん

shinshimonoseki_1.jpg

博多うどん研究家のAKiです。

先日15日博多にいた。その日の夜、那須の Nz さんから携帯に電話があった。
私は明日は下関に行くのだ、というような話をしている時、突然、彼は「自分の母の出身は下関であり、新幹線の駅「新下関」の立食いうどんがうまい」というのだ。うどんと母の関係は聞きそびれたが、とにかく、新下関でうどんを食することに決めたのだ。海峡の向こう本州の西端にはどんなうどんがあるというのか。

下関市内での用も済んで、新下関駅に到着、新幹線の待ち時間も十分、早速うどんに直行した。

新幹線改札口に向かう通路脇にそれはあった。
売店と一緒になった立食いコーナーはコンコースからと改札口から入ったところと両方にカウンターがある。中では数人のおばちゃんがせっせと働いておられた。カウンターはせいぜい3、4人が立食いできるという規模だが、コンコース側には壁沿いに粗末なテーブルと椅子がある。ちょっと壁にむかってうどんを食するのは興ざめだが皆そんな食べ方をしていた。立食いカウンターの横に券売機がある。

まず、ふく天うどん400-円、続いてゴボウあじ天うどん350-円を食した。うどんは今まで博多で食したものよりも細めにして、ふよふよの麺、結構なのである。トッピングは河豚の天ぷら、も一つはごぼう入り薩摩揚げという趣のものであった。
なんといっても、そのダシがなんともうまい。ドンブリの底まですすってしまうのであった。

JRになってから駅構内の店舗も系列化が進み、駅そば駅ウドンの類いも、その地方地方の独自性がうすれつつあるそうだ。ここ下関は「下関弁当KK」なる地元企業が頑張って立食いウドンをやっているようであった。

ここ新下関近く住んでいたという奴も「あそこのうどんはうまい」と言っていた。帰省したと時、ここでうどんを食べてから家に帰るとか。

投稿者 AKi : 05:45 PM | コメント (2)

February 06, 2004

信州富士見/新次そば三井

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04年1月31日午前11時半、中央高速道小淵沢インター横の駐車場で鈴木さんと落ち合う。
僕等は高速道、鈴木さんは長坂から下の通でこられたのだ。今日はご一緒に諏訪の工務店まででかける。

まずは昼食、どこか蕎麦でもという話になって富士見に向かう。自家栽培のそば粉による手打そば、自家製のそばだけを食べさせるところがあるとのこと。

県道17号からちょこっと行ったところにそれはあった。ただの農家、でも入口に「そば」と書いた旗がある。ここが蕎麦屋なのか、という風情なのだ。
鈴木さんが聞きに行く。通常は予約だけだがまだ早いのでよろしいということになったようだ。

玄関から室内にはいる。お座敷というほど立派ではないが、畳の部屋を開け放って二列の座卓が並び座布団が並んでいる。日当たりのよい廊下を背にしてまずは座る。客は我々三人の他には誰もいない。
テーブル上のポットとアルミ製の急須でお茶、ほどなく野沢菜と割り箸がきて、注文をとる。そこにはお品書きもメニューにあたるものもない。簡単な質問、「何枚にします」と聞かれる。鈴木さんが2枚とおっしゃるから、我々も2枚ずつということで計六枚を注文する。

周りを見渡しても「そば屋」を感じさせるものは、色紙が何枚か、農家の座敷に上がりこんで、ただただ暇を持て余している風情だ。ほどなくそばがくる。
新潟のへぎそばという感じの、それは木の箱に入ってきた。六枚は結構な量である。濃いめのそば汁、庭先からとってきたような刻みネギ、七味で食する。

色は黒く、歯ごたえよくうまい。素朴にして野趣に富む。その評判、むべなるかな。
そば湯はアルミ製の急須でやってきた。これも、なかなかの野趣を感じる。

お勘定は素朴ではない。一枚1,000-円、消費税付き1,050ー円なりであった。



投稿者 AKi : 06:42 AM | コメント (0)

February 04, 2004

博多のうどん

montan.jpg

昨日今日と博多にいた。
うどんを二食、博多駅近くの立食い、ショッピングセンターのカフェテリア風と食した。

かろのうろん」から始まった私の博多うどん探求だが、そのうどん探求を側面から援護すべく、博多の方から「モンタン」12月号、特集「博多のうどん」をいただく。この「モンタン」MONTEMPS なる月刊誌、「人生を楽しむ九州の大人たちへ!」「丸ごと1冊九州情報」と全て九州という雑誌なのだ。

讃岐うどん全盛の今、博多うどんは何を考えるのか。「博多のうどんは何も主張しないうどんである。見かけも味も、すっきりとした性格のいいヤツである。だけどね、侮れんよ」とあるが、「いつもそばにある(人ならいる、だが)、ヤワなヤツ。」なんだそうだ。

そのヤワなうどんを彩るのはトッピングである。もちろん、博多はゴボウ天である。今日の二食とも「ゴボウ天」(発音はゴボテンである)であるが、短冊形に切ったゴボウのてんぷらであった。これもなかなかであったのだ。

これからの月一の博多行き、十分な「博多うどん」研究をと考えている。

投稿者 AKi : 11:37 PM | コメント (3)

January 17, 2004

塩ラーメン\80

サッポロ一番の「塩ラーメン」一袋\80。いけます。
家人の母によると、ミノモンタのテレビでは定番だそうで、店に置くとすぐに売り切れるそうです。この近くのスーパーではそれほどでもないけど、数少なく置いてあります。麺のほどよい硬さと柔らかさの具合、スープのちょっと変わったフレーバーともいうべきかほり。グは特に何も入れなくてもそれだけでシンプルにおいしい。着いてくるひきごまをふりかけるとちょっとリッチな味になります。最近はこういう微妙な味の違いを消費者がうるさく口コミするため、作る方売る方は大変だと思う。ほんの少しでも安くて、数段うまくなければ売れなくなる。
また安いビーイーターになってしまった。どんどん値段が下がっているぞ〜。

投稿者 yas : 05:21 PM | コメント (2)

January 14, 2004

コロッケそば

MADCONNECTIONで紹介した森まゆみの「明治・大正を食べ歩く」では銀座7丁目「よし田」の「コロッケそば」が出てくる。Googleで検索するとYahoo!グルメにも紹介されていて有名のようだ。
「コロッケそば」というと駅の立ち食いそばが発祥のB級メニューと思っていたが、さにあらず既に明治18年「よし田」の浜町にあった本店以来の伝統のあるメニューだそうである。それもジャガイモでなく鶏のつくねを揚げたものらしい、写真ではコロッケを真ん中にそのまわりをたっぷりの南蛮(長ねぎ)が覆っている。
蕎麦というと種物よりも、冷たいセイロのほうが好みだが、どこで食べたかは忘れたが一度立ち食いで「コロッケそば」を食べたことがある。それまで際物とばかり思っていたが予想以上に旨かったことを記憶している。今度、銀座に出掛けるときは「よし田」の「コロッケそば」を食べてみよう。

投稿者 iGa : 07:23 PM | コメント (0)

January 10, 2004

泰明庵

昨年の5月、芸大ラグビー部の同期6人ばかりが、先輩の個展にかこつけて銀座に集まることになった。その時の会場がここであった。その時は居酒屋かと思ったが、れっきとした「そば屋」であった。
銀座、泰明小学校の前の路地を入った所に、それはある。

銀座の「そば屋」、でも、それは「蕎麦屋」ではない。ごく普通の、どこにでもある「そば屋」なのだ。
そば、うどん、丼物、揚物、定食なんでもありの「そば屋」なのだ。夜は居酒屋になってしまうくらいのものである。
引き戸をガラガラと開ければ、そこには「そば屋」そのものがある。四角いテーブルに四角い木の椅子、そして壁一面を埋め尽くしているメニューの数々に驚く。

カレー丼+小たぬきそば ---- 980円
野菜天ぷらそば ---- 900円
カレーそば ---- 700円
かき揚げそば ---- 800円
セットメニュー(かつ丼+小たぬきそば) ---- 1000円
舞茸カレーそば ---- 1000円
鴨せいろ ---- 1000円
ビール(中ビン) ---- 500円
日本酒(各種) ---- 550円〜790円
ウーロン茶(1ビン) ---- 250円
夏の風物詩、冷やしカレーそば
.............

昼時、一人ででかけた。
なにを食したいか、何も考えていなかったので、その壁のおびただしい数のメニューにくらくらした。
そして、壁の真ん中にある大きめのメニューに目がいった。

「舞茸カレー丼 1,000-円」

その時、それは何か特種な食べ物のような気がしてきた。舞茸ぬきの「カレー丼」にすればよいのではないかと、とっさに判断、そして「カレー丼」を食した。おいしかった。

カレー丼とカレーライスとはあまり違わない感じであるが、やはり、カレー丼は違うのであった。
しかし、「カレー丼」って、やっぱり特種だよな、めったに食べたり、食べているのを見たことないな。

nozさんのエントリー「すき焼き」にあった小津安二郎のオリジナルすき焼きのカレーって、きっとそば屋のカレーの味になるんだろうな。

投稿者 AKi : 11:49 AM | コメント (1)

December 28, 2003

ぶっかけうどん・さくら

今日は八王子にいた。
yas さんの度重なる讃岐うどん攻撃に、さて昼食はコンビニかスーパーへ「加ト吉」をと思った。

しかし、この八王子くんだりにも讃岐うどん屋の一つや二つあっても不思議はないと、Google いたし探してみた。

さて、ありました。
「ぶっかけうどん さくら」なる店が隣の日野市にあることが判明しました。最寄り駅は豊田、駅から歩いて7,8分の所にそれはありました。
店はすぐ分かりましたが、入った途端、どんな風に注文していいのか分からず、説明を聞く必要がありました。
メニューその他はお店のウェブサイトにお任せするとして、私はてんぷら2ヶと冷たいかけ2玉、そして、温かいぶっかけ1玉を食しました。本場はどんなんか知りませんが、うむ、おいしかった。

http://sakura.zit.to/

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この写真はうどんとは関係ない、JR中央線豊田駅の歩道にこんな旗がぶら下がっていた。ここ日野市って土方才蔵の生家なんかがあって、NHKの大河ドラマ「新選組」で浮かれているようである。

投稿者 AKi : 11:03 PM | コメント (1)

December 27, 2003

讃岐麺\150

「加ト吉」のアルミなべなしの「讃岐麺」という冷凍パックをスーパーで買ってみた。一食分のパッケージで\150. 特製瀬戸内いりこだし。あげ玉・ねぎ付。
250ccのお湯を沸かして麺と出汁を入れて軽く沸騰させれば出来上がり。アルミなべの麺より腰は弱いが、噛み締めると味がじっくり出てくる。出汁も薄色だがかなりお湯を多めに入れても味は濃い。これもお値打ち品だ。その証拠に食べた後しばらくの間、「後味」がとても良いのだ。後味が良いかどうかは、良い材料を使っているかどうかにかなり依存するように常々思っている。
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投稿者 yas : 03:32 PM | コメント (2)

December 26, 2003

冷凍さぬきうどん

冷凍さぬきうどん、なんて、、とお思いだろう。ところが「加ト吉」のアルミなべつきのは本格的。(と思う)。
サンクスやローソンの冷凍ケースでふつうに手に入る。これには出汁からトッピングまで全部はいっているから、ただ暖めれば良い。四国観音寺市が本社ということは讃岐うどんの本場。やはりレベルが高い。うどんの粉に味がある。おつゆも透明でかつおが多い関西風の本格的なもの。肉うどん(もちろん関東と違って薄切り牛肉だ)、きつね、かきあげ、なべやきとバラエティに富んでいる。値段は肉うどんとなべやきが\390で、その他は\290とリーゾナブル。そんな訳で事務所ではアルミ鍋をどんどんリサイクルゴミに出していると言うぐあいだ。
そういえば、最近「なんとか(忘れた)小町」という讃岐うどんチェーンを赤坂で発見。賞味してみた。人気が高くて発展中らしい。ここも安くてトッピングを自分で選べたり、無料トッピングがあったりして、出汁もまあまあ。値段の割におなかいっぱいになってオトクという感じだったが、肝心の麺はこの「加ト吉」のアルミなべつき冷凍にははるかに及ばなかった。
讃岐うどんは本当は醤油だけを掛けて食べる。いろんな店があるけど、このシンプルさにきちんと反応できる麺そのものにはあまりおめにかかったことがない。みなさんご存知でしたらぜひコメントで教えて下さい。その前にコンビニの冷凍ケースからひとつ取り出してみて下さい。
関係ないけど、今日ローソンのケースの一つ上の段に、「サケのおかゆ」の冷凍というのがあった。「加ト吉」ではなく別メーカーだった。かなり食指が動いたが後日のお楽しみに。私のエントリーは考えてみると本当にグルメではないなあと思う。

投稿者 yas : 05:35 PM | コメント (0)

December 06, 2003

かろのうろん

最近、福岡というのか博多に行く。といっても今回二回目なのだが。

昨日5日午後一にこちらで仕事、夜は博多在住の建築家のお二人にご馳走になる。魚をご馳走になったが、そこもたいした店であったが、それは又の機会に。
6日朝、ホテルをチェックアウトした後、のんびりとキャナルシティに向かう。朝一番の映画なんか見てしまってリラックス、昼過ぎまでのんびりしてしまった。

キャナルシティを出て地下鉄祇園駅に向かう途中にひなびた「うどん屋」があった。
「かろのうろん」という。「角のうどん」がなまって、そうなったとか。店内も外観におとらずひなびたものであった。質素な木のテーブルと丸いす、なんの飾り気もない。地元の方々という感じのお客さんだけであった。

後で Google してみたら、とっても有名な店だった。

とにかく「うどん・そば」の店、ちょっと迷ったが「ごぼう天うろん 430円」を注文した。
透明なつゆにうどん、ごぼう天の牛蒡は棒状ではなく薄くスライスしたような牛蒡の天ぷら、さわっと軽い。まずつゆを飲む。あくまでも透明に近い薄口、こくのある旨さだ。うどんはやわ(これは博多のうどんの特徴だとか)だが、つるつる麺だ。
テーブル上には刻んだ葱、一味の入ったお茶碗がおいてある。たっぷりと葱をのせ、ちょこっと一味をそえる。するするとうどんをすする。ごぼ天はさわさわ、うまい。

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ひさしぶりにつゆまで残さずにすする。うまい。

ほんの短時間だが、店にこられたお客の80%が「ごぼう天うろん」であった。うろんと一緒に、いなりずし、おにぎり 220円を注文するのが地元的であるようだ。

丸天うろん・そば、きつね、月見、わかめ、肉、しめじ、からし明太子..........いろいろ、みんなおいしそうであった。

投稿者 AKi : 09:25 PM | コメント (2)

October 16, 2003

Bigoli alla Ragu

Bigoli alla Ragu(ビゴーリ アッル ラグー)
1989年8月29日、北イタリア、ヴィチェンツァの郊外・ヴィッラ・ゴーディ(ヴィスコンティの映画:夏の嵐の舞台になっている。残念ながら行ってない。)に行く街道の途中に位置する村にあるリストランテ・ロヴィーゼにてこの地方独特のパスタである「ビゴーリ アッル ラグー」を食べた。ビゴーリはスパゲッティよりもやや太めで色は黒ずんで、歯ごたえが充分にあり素朴な味わいがある。ラグーはミートソースのことだが、日本で食すミートソースよりも汁気が少なく、どちらかと云えば「そぼろ」に近い。我々を案内したのはバスのドライバーのマウリッツォ、彼の好物がこのビゴーリなのだ。自分が食べたいから連れてきた訳である。

因にこの日の夕食は他に「ミルクのリゾット」「ほうれん草のラビオリ」「ビーフステーキ、ローストビーフ、生ハム、鳩のロースト盛合せ」だった。
1300のレシピが載る「新パスタ法典」(ヴェチェンツォ・ブオナッシー著、西村暢夫・他訳、読売新聞社)によればビゴーリは「基本的に蕎麦粉を用いるが、小麦の全粒粉も使われる。それに全卵、塩、ぬるま湯または牛乳を混ぜ合わせ練り粉にし、トルキオと呼ばれる手動の圧搾プレスにかけ押し出す。スパゲッティの形に似ている黒ずんだ色のイタリア東北部ヴェネト地方のパスタ。」とある。またイタリア料理用語辞典(町田亘・吉田政国編 白水社)によれば「ヴェネト地方やロンバルディア地方で作られる生スパゲティ、ふすま入りセモリナ粉、卵が主材料」とある。ヴェネチアの本屋で買ってきた英語版のレシピ集「The Taste of Pasta」にイラスト付きでビゴーリの作り方が出ていた。

圧搾プレスを使う製麺法は韓国・北朝鮮の冷麺にも似ている。まだあるかどうか知ないが新宿歌舞伎町の区役所通りからコマ劇場の裏通りを左に折れた辺りに冷麺の専門店があり、そこは客の注文を受けてから、鍋の上にある圧搾プレスから麺を直接落として入れていた。
蕎麦粉と圧搾プレスを使う製麺法が中国の西の外れ新彊 ウィグル 自治区にもあるのをNHKのドキュメンタリー番組で見たことがある。それは梃子の原理を応用したものだが、麺をプレスして押し出すことは共通である。
パスタ法典 全メニュー目録

投稿者 iGa : 04:11 PM | コメント (0)