March 30, 2004

特製カツ丼


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一般的には、新潟の名物とは認知されていないが、ひところは、ぼくが新潟にいる時に東京から人が来ると、とりわけそれが若い人の場合には「とんかつ政ちゃん」につれていきたくなった。我が家では名物と認めている。さすがに、年とともに自分が食べられるほどの空腹に至ることが少なくなったので、しばらく行く機会がなくて、先日はデジカメを忘れてしまった。同行した従妹のデジカメを借りて写真を撮り、メール添付で写真を送ってもらった。Akiさんに大食漢であるとされたからこれを引っ張り出してきたわけではなくて、そのメールがたまたま今日届いた。

 その名を特製カツ丼という。
これはトンカツを卵でとじないで、甘辛いタレにくぐらせてご飯の上にのせたものだ。これは、冷えたトンカツでは作ることができない。揚げたてでなければならないから、ごまかしがきかない。長野県では、ただカツ丼といえばこれのことで、卵とじのカツ丼は煮カツ丼というのだと、かつて小海の現場で聞いたことがあった。
 特製とは、調理法ゆえではなくて、レイアの問題である。つまり、ご飯+トンカツ+ご飯+トンカツという具合に、トンカツとご飯のカップルが2重に入っている。合計してレイアは4つである。したがって、丼のふたはトンカツに支えられて宙に浮き、ふたの役を果たすことができない。大きな丼に入れるのではなく、丼のふたが閉まらないことを大きさの表現にする演出もいい。普通のトンカツの半分ほどの厚さ、1/2ほどの見付面積の肉を揚げたものを数枚ずつ使っている。特製でない「カツ丼」はレイアが2つである。

 みそ汁と漬け物がついて1800円。かつて1200円台だったころからすると高くなった気がするが、同じ値段で小さくしようと考えずに、同じ大きさで値上げをしたのは賢い選択だと思う。

投稿者 tam : 05:28 PM | コメント (8)

March 27, 2004

寒籠りざるうどん

04-03-27_10-54.jpg 手許不如意つづきで、最近は\500ランチも贅沢になり、もっぱらこれを茹でて昼食としている。 「寒籠りざるうどん」\128也。賞味期限が4.28までなので近くのスーパーで特売されている。一回に2束づつ食べると結構満腹して2日持つ。ざるうどんなので水で洗うと腰が程よくなる。ただここしばらく寒かったので、茹でた麺の水を切って、お湯に浮かべる釜揚げ風にして、麺出汁につけるとまたいける。出汁も1リットル\348。茹で具合で多少味が変わる。どこか特別の地方ブランドかと思いきや、東京千代田区の日清フーズ製である。稲庭とか氷見とかいろいろ食したが、うどんは高いものという固定観念を産むだけで、その値段に見合っているかと言うとはてなだ。この特売はお値打ちだと思う。のどごしのよさのために、やや細めで、なめらかで腰がある食感。
投稿者 yas : 11:10 AM | コメント (0)

March 26, 2004

さくら水産

yas さんのエントリー「500-円ランチ定食」の店、「さくら水産」の京王八王子店で昼食なんぞ食してみた。

この海産物・居酒屋「さくら水産」は首都圏でたくさんの支店を作っているようだ。ここ八王子では京王八王子の駅前店一つのようだが、新宿では9店舗と都心部ではめちゃあるようだ。
全てメニューは共通で、どこでも同じなようだ。

夜は居酒屋、そこのランチというわけだ。

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メニューは500-円の日替わり定食から、食したのは600-円の「まぐろ中落ち定食」である。

まずはご飯とみそ汁、そして細長い皿にまぐろ中落ちである。左上の「奴」はオプション100-円である。ご飯茶碗のご飯はたっぷり、味噌汁も実は少々だが量はたっぷり、そしてお替りは自由である。
テーブル(表面は居酒屋メニューで仕上げてある)上には生卵、板海苔、鮭フリカケ、胡麻フリカケ、お新香はご自由にどうぞという寸法だ。

そりゃー、最初はメインディッシュの「まぐろ中落ち」で平らげ、次はご飯、味噌汁お替りして生卵、フリカケで平らげるとでもすれば、なかなか安いということになるのだろうが、テーブル常備の「食べ放題」のなんたらかんたらも含めたお値段で普通のように思える。

それに決して、そんなにたくさん一緒に食べられない物しか「食べ放題」ではないんだよな。
というわけで、そうとう大食な人向けって感じでありました。

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http://www.teraken.co.jp/

投稿者 AKi : 04:11 PM | コメント (2)

March 19, 2004

ファーストフードの3日間 その3

国道沿いなら幾つもあるだろうと思っていたのだがなかなか見つからない。
サイトでさ、「ミニストップ」のフィッシュ&チップスが旨いってハナシが目に付くんだよね・・・そう聞いて早速食べてみようとしたのだが、どうもミニストップはちょっと引っ込んだところにあるようで、いざ探すとなると案外難渋するものである。
そうしてやっと辿り着いた時、店頭にはあと1つだけフィッシュ&チップスが残っていた。

これ下さい、と真顔で注文する。
すると店員はショウケースから取り出して、奥のキッチンで揚げ直してくれる。数分後熱々のフィッシュ&チップスが手渡される。折角だから熱いうちに、と店内の飲食スペースでいただくことにした。

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フィッシュ&チップスはアイリッシュパブでは定番のメニューである。初めて見たのはアラン・パーカー監督の「アンジェラの灰」の中で。貧しい暮らしの少年が石炭運びのアルバイトで手にした金でフィッシュ&チップスを買う。新聞紙に包まれているのをそのまま皿がわりにして手掴みで食べる。映画は全体に暗く重く、それを腕で隠すようにして頬張る少年の姿が印象に残っている。
ロンドンパブ指南の本にも、折り曲げた新聞紙に放り込んであるところに、好みの量の塩とモルトビネガーを振り掛け、ガザガザ揺すって味を付けるとある。フィッシュ&チップスは鱈とじゃが芋に衣を付けたフライであるが、この味付けが魅力的だ。しかしこのモルトビネガーがちょっとその辺では売っていない。そのあたりがますます欲求を募らせる。
むろんミニストップでモルトビネガーは供されない。タルタルソースのポーションが付いてきた。
味は、子どもの頃に食べた冷凍のイカ天の衣によく似ていた。
なるほど。

3日に渡って集中的に食べたファーストフード。もうしばらくはいいかなぁ。

投稿者 noz : 11:39 AM | コメント (0)

March 18, 2004

ファーストフードの3日間 その2

国道を走っていて「はなまる」の大きな看板を見て一瞬の判断の後ブレーキそして左折。
讃岐うどん関東進出の先駆けのようにそれがTVで賑やかに宣伝されていた頃、私は家でのんびりTVを相手にへえ~とかほお~とか相槌を打っていた。それだけで行った事がなかったのだが、この度Akiさんのうどん熱に誘発されて、ひとついただいてみようということに相成った。夕刻、小腹の減った頃。


システムを把握するのに数十秒を要した。スタッフの視線を浴びるとえらく長い時間である。恥ずかしいと何故か解説モードになってしまう。
「あ、ここでまずトレーを取るんだね、それから天ぷらを選ぶんだよほらこのトングでさ、安いね~いっぱいあるね~、そしたら・・・あ、あそこでうどん頼むんだね、うどん出てくるまで待ってればいいのかな、お、それで一番奥がお会計だよ、なるほどねー学食だねー」
まこんなことを私は夫に向かって半ば独り言のように喋っていた。
天ぷらやコロッケは惣菜売り場のようなディスプレイ、各々小皿に取ってうどんブースに移る。
うどんを注文するカウンターは厨房と繋がっていて「何にしますか」「ちょっとお時間掛かりますが」などとちょっとしたやり取りがある。すぐに茹で上がる時はそのままの姿勢でどんぶりを待つ、たまたま釜の中の麺が切れて時間が掛かる時は後からスタッフが席まで運んでくれる。
お会計は専用スタッフがレジの前で待機している。後から運ばれる場合は注文したメニューを告げ、支払いをする。
レーンはそれで終わりだが、他にトッピングコーナーがある。まず天ツユはポットに入っていて、薬味は胡麻・花かつお・下ろし生姜・葱・チューブのワサビ。そしてお茶・お湯・お冷のディスペンサー。これらのものを各自勝手に取る。
カウンターにはソース・醤油・七味唐辛子等が置いてある。至れり尽くせりだ。
味はどうかというと、ツユは塩味とはいえ甘味が強く味が濃い。麺はいつも食べなれている麺と変わりなく思えた。つまり普通に美味しい。
ここで私は一計を案じてしまった。
うどんの丼に、花かつおをこれでもかっ!というくらいトッピングして、お湯を足す。これだけでぐっと美味しくなる。麺はツユがたっぷり張ってあると冷め難くなり、最後まで美味しく食べられるのだ。但しこの方法はマナーすれすれであろうから、こっそりやった方がいいように思われる。また花かつおを入れ過ぎると出汁はいいのだが食べるのがシンドイので量を考えた方がいい。ちょっと唐辛子を振ると味が締まる。
試しに天ツユの方もお湯で割って飲んでみた。濃いと味が分からなくなるが、こちらはセルフサービスなら省いてもいいように思われた。

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写真は100円の小うどんと90円のごぼう天。Akiさんの形容する「ごぼ天はさわさわ」に憧れての選択だったが、このごぼう天はごりごりでありました。

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Akiさんにコメント
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そうなんです、こちらがもうひとつのトレー、天ぷらふたつです。うどんは中です。
(詳細:ごぼう天・春菊天各90円、かけうどん中200円)
夫はお腹一杯!と申しておりました。380円で充実度の高い内容です。

投稿者 noz : 12:57 PM | コメント (1)

March 17, 2004

ファーストフードの3日間 その1

たまに国道を通ると世の中というものは変容していて、「すき屋」に豚丼の幟が立っているのを見て早速入ってみることにした。
ふむふむ、と店を出てまた少し国道を走ると、今度は「吉野家」にも豚丼の幟が立っているのを見た。じゃこれは明日、ということでふたつの豚丼を食べ比べる事にした。

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こちらはすき屋の豚丼、ぶた丼ではなくトン丼と読む。一言で云えばなかなかイケた。
牛丼の肉がすっぽり豚に置き換わったという感じで、個人的にはちょっと甘過ぎるのだが、違和感無くすき焼き丼のバリエーションとして美味しくいただいた。
ほぼ赤身のさっぱりとした肉は甘辛のツユと、その硬さは煮込んだ玉ねぎと、形よくまとまっている。トッピングは相変わらず紅生姜と唐辛子であるが、他に胡麻などがあればいうことなしだ。

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そしてこちらは吉野家の豚丼、そのままぶた丼と読む。期間限定でこの時250円だった。すき屋より30円も安い。
各店舗でバラつきはあるのだろうが、こころなしか具の盛りが少ない。色はあの醤油色ではなく関西系かと思わせる白さ、肉にはしっかり脂身がついて一目でばら肉と分かる。
なんというか不思議な味というのが第一印象、味は物足りないようでしっかり濃い、旨いような旨くないようなナンダカよく分からない味なのである。
私は丼を食べるのが下手で、具に対していつもご飯が余ってしまうのだが、この時つまりツユの滲みたご飯をちまちまと食べている時にようやく気が付いた。
化学調味料入れすぎ・・・?
おまけに米が割れてしまっていてぶにゃぶにゃである。

夫と判定会議。結果はすき屋の圧勝である。ただキムチと合わせるなら吉野家の豚丼の方が合うのかもしれない、という予想も出された。
しかしながらこの判定は決して公平ではない。まず前者の豚丼を食べる直前私達は腹ペコだったが、後者の場合は興味本位だったからである。だから、この後すぐまたすき屋の豚丼を食べればより明確な感想が持てただろうし、数百メートル先にその店はあったのだが、胃袋が軟弱で梯子はできなかった。
従って、これはあくまで勝手な私見によるレポートであり、実際の旨い不味いを問うものではありません、あしからず。

投稿者 noz : 01:51 PM | コメント (0)

March 16, 2004

黒木おすすめのお店

皆様大変ご無沙汰しております。
この度、黒木と友人のフランス料理の東シェフが、代官山にお店を3月28日(日)オー
プンすることになりました。
お店の名前は"Chez AZUMA"といいます。
「路地裏のビストロ」という感覚の、大衆的なフレンチのお店です。東シェフは大皿
フレンチと言っています。
オーナーシェフとなり張り切っていますので、皆様お近くにお越しの折には是非お立
寄り下さい。
東シェフが密かに暖めていた新たなフレンチが楽しめると思います。
黒木ご推奨の味です。


「Chez AZUMA」
住所 : 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町2-13メッツ代官山1F
TEL&FAX : 03-5458-0300

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投稿者 kuro : 06:06 PM | コメント (2)

March 15, 2004

つる岡

1970年頃、原宿セントラルアパートの東孝光建築研究所のスタッフだった時代、よく昼飯にでかけたのが「天麩羅/つる岡」であった。

とても気楽に天ぷらを食することができたので「安天(やすてん)」なんて云っていた。木造の店で昼飯時は座敷にまで上がり込んで食した。

2004年3月、久しぶりに訪れてみた。あの頃と、人込み、町並みは変ってしまったが、場所は同じところに「つる岡」はあった。いかにも原宿というようなファッションを売る店舗ビルの地階にあった。

天ぷらを揚げる調理場を囲むようにカウンター席があるのは昔と同じだが、揚げるのはご子息(といってもこちらと同年という感じだが)の時代だ。

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上天丼950円を食したが、みそ汁を口にした時、昔と同じ味がした。美味しかった。

昔からの定番、天ぷら定食は850円、天丼は750円である。

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天麩羅 つる岡  03-3408-4061  毎日曜日/定休



投稿者 AKi : 02:54 PM | コメント (1)

March 14, 2004

グリーンピース御飯

春野菜の美味しい季節です。春キャベツは軽く茹でてマヨネーズで食べるだけでも甘味があって美味しいです。一昨日、鹿児島産のグリーンピースが鞘付きで売られていたのを買い求め、グリーンピース御飯にしました。炊き込みご飯の中でグリーンピース御飯が一番簡単です。鞘から外したグリーンピースを軽く洗って、研いだお米に混ぜ炊くだけです。味付けは薄塩、ちょっとだけ日本酒を入れても良く、水加減が適当でも美味しく、素朴な味が楽しめます。
しかし、グリーンピースを嫌いな人も少なくないみたいです。きっと、それはシュウマイやら何やらのトッピングに使われている缶詰めのグリーンピースで嫌いになったのではと思います。グリーンピース嫌いな人も、露地物のグリーンピースで炊いたグリーンピース御飯を食べれば半数くらいは、ただの食わず嫌いだったことに気付くかも知れません。

投稿者 iGa : 12:50 PM | コメント (0)

March 12, 2004

串匠

博多........研究家の AKi です。

私は揚げ物が好きです。
というわけで、博多で串揚げを食しました。

たまたま目についた、博多駅近くの串揚げ屋「串匠」に入りました。
うむ、なかなか美味しゅうございました。

「おまかせコース」なる、「ストップ」と云うまで次々と串揚げがでてくる仕掛けに、ただただ全品30種あまりを食しました。
メニューでお分かりのように、旬の食材を繊細にして華麗に串揚げしちゃったもんであります。
串カツ屋を期待していると、ちと違います。お上品なもんでありますよ。

揚げるシェフの真ん前のカウンターに座り、生ビールを楽しみ、味噌、ソース、塩、ポン酢、マヨネーズのつけ皿と野菜スティックのお膳、そこで揚げたてを、「そのまま」「お塩で」とかのシェフの指示通り食していくのであります。

そのメニューは月替わりとか、ふむ、毎月いかねばなりませぬ。

http://kushisho.com/

投稿者 AKi : 06:11 AM | コメント (0)

March 11, 2004

関西風.......2

「あじさい茶屋」なる立食いうどん・そば店の続きである。
「そばは関東風、うどんは関西風」を、JR渋谷駅ホームにて発見。

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これって、つゆの変更可ということなら、「そばも関西風」ってのもありなのかな。

今度試してみます。

http://www.nre.co.jp/ajisai/

この「あじさい茶屋」って、昔の日本食堂、今、NREという日本レストランエンタプライズの経営、どうりでJRの駅に多いのだ。

投稿者 AKi : 05:16 AM | コメント (0)

March 10, 2004

干しラーメン

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近くの八百屋でこんなラーメンを見つけた。
「自然派健康志向 九州とんこつラーメン」
●麺は油を一切使用しない干しラーメン、しかも完全熟成で生めん以上の食感
●スープはとん骨エキスうまみたっぷりの本格派パイタンスープ
●紅生姜、白ゴマ入り
●しかも作り方はインスタント並みの簡単さ、これだけで本格派とんこつラーメンの味がお楽しみいただけます。
のっけから終いまで、んなわけないだろうの突っ込み所満載のコピーである。
しかしこの棒ラーメン、スーパーではなかなかお目に掛からないのである。またアウトドアマンからの評判の声も高い。気になる存在ではあったのだ。おっ、いただきBe-eater!の掛け声と共に味噌味もろとも籠に放り込んだ、一袋2食分100円也。他に醤油味もあり。製造は水戸市(資)砂押商店。

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大手メーカーのインスタントラーメンとの違いは、茹でる湯とスープの湯は別に沸かすことである。また別にトッピング用の野菜を炒めようと思えば単純にコンロが3つ必要になる。生めんのインスタントを作り慣れている方なら雑作もないだろう。だがインスタントラーメンはいつも鍋ひとつ、という向きにはちと苦しいかもしれない、茹で時間は僅か2~3分、あれよあれよの間に麺は伸び野菜は焦げ、慌てればスープの袋の口は滑り挙句勢い余ってピューと噴出し、台布巾で拭けば鍋の縁で火傷しそうになり、、、惨憺たる有様だが全くない話ではない。段取り8分、である。
しかし野菜は入れていただきたい。殊にとんこつ味には大蒜で炒めたキャベツが良く合うし、今は春キャベツの時期だし、とにかくベースがジャンキーなんだから野菜はたっぷり食べるがよろしいのだ。
添え付けの紅生姜は、なんというか、恐ろしい色をしている。だから別に用意した方がいい。炒りゴマは香ばしくてよい。もっと欲しいくらい、だからこれも用意して置くと尚いいでしょう。
丼は火の傍で温めておこう、スープは濃い目なので割り湯は多目に用意して置く、麺を茹でる湯は説明書きよりずっと多い方がいい、茹で汁がとろっとするくらい麺の成分が溶けるから。お湯切りはしっかりと。すべてを計算通りに進められれば、インスタント乾麺とは思えない充実したラーメンが食べられるでしょう。・・・だが自然派健康志向とはいえ(麺が揚げ麺じゃないからね)自然とも健康とも遠いお味なので、スープはちゃんと残しましょう。

投稿者 noz : 10:08 PM | コメント (2)

March 07, 2004

うどんと鮭缶のグラタン

うどんネタが続いていて、吹き出しそうなほど面白い。
それで思い出した、うどんといえば忘れない料理、うどんと鮭缶のグラタン、だ。
小学校6年生の夏、毎日台所に立っていた。理由は父がその夏中入院していて、母もその看護で忙しかったからだが、母の年季の入った、私には大きすぎる財布を持って買物に行き、専ら兄のために料理を拵える日々は、蒸し暑く、楽しかった。
このグラタンは兄がたいへん気に入って、何度も作った。レシピはこれまた角の磨り減った、白黒写真の料理本にあったものだ。その本はもうない。
だいたいこんな感じだった。

バターを入れた鍋を火に掛け泡が小さくなったら同量の小麦粉をいれサラサラになるまで炒める。
牛乳を少しずつ注いでホワイトソースをつくる。ナチュラルチーズを削ってたっぷりと加える。
塩・コショウで調味。
耐熱皿にバターを塗ってチーズソースを少量入れ、うどんを少量敷き、鮭缶の身を散らす。
3層くらい重ねて、表面はチーズソースとし、パン粉を振りバターを散らし、
オーブントースターに入れて焼き色を付ける。

今見ると、トホホなレシピである。だけれども当時はうまいうまいと平らげた、その事を自慢したくて、
一度夫に作ってみたが、結果は想像通り、あんまり美味しいものではなかった。
気が進まないけど、ちょっと悔しいので、リベンジしてみようか、なんて思っている。

投稿者 noz : 02:14 AM | コメント (2)

March 06, 2004

関西風........

JR津田沼駅の南口に「あじさい茶屋」なる立食いそば屋があった。

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「てんぷらそば」なんぞを食すべく入った。

360円なりの食券「てんぷらそば・うどん」を手にした時、その券売機の表面に「そばは関東風、うどんは関西風」なる表示があるのが目に入った。
ふむ、それならばと「うどん」を注文した、カウンター内のおばさんは「関西風」をしつこく強調、はいはい、関西風でいいんですよ、どんなもんかしら。

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まぁ、薄味の関西風としておこう。

「あじさい」ってJRの駅でよく見かける「そば・うどん屋」だが、みんなそんな仕掛けなんだろうか。

投稿者 AKi : 10:26 PM | コメント (0)

March 05, 2004

稲庭風うどん

”風”であるから本物ではない。「博多うろん」と同様に、いわゆる「細うどん系」なのである。食感も博多うろんに似て柔か系のつるつる麺なので、年寄りにも食べやすい。
「博多うろん」と似た食感の麺を東京で探すとなると、このシマダヤの「稲庭風うどん」が一番、手に入れやすいのではないだろうか。

例の加ト吉でも「稲庭風うどん」の冷凍麺を出している。こちらの方が美味いが、この麺を常時揃えているスーパーは少なく、品切れのときも多い。

投稿者 iGa : 11:11 AM | コメント (0)