December 28, 2003

ぶっかけうどん・さくら

今日は八王子にいた。
yas さんの度重なる讃岐うどん攻撃に、さて昼食はコンビニかスーパーへ「加ト吉」をと思った。

しかし、この八王子くんだりにも讃岐うどん屋の一つや二つあっても不思議はないと、Google いたし探してみた。

さて、ありました。
「ぶっかけうどん さくら」なる店が隣の日野市にあることが判明しました。最寄り駅は豊田、駅から歩いて7,8分の所にそれはありました。
店はすぐ分かりましたが、入った途端、どんな風に注文していいのか分からず、説明を聞く必要がありました。
メニューその他はお店のウェブサイトにお任せするとして、私はてんぷら2ヶと冷たいかけ2玉、そして、温かいぶっかけ1玉を食しました。本場はどんなんか知りませんが、うむ、おいしかった。

http://sakura.zit.to/

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この写真はうどんとは関係ない、JR中央線豊田駅の歩道にこんな旗がぶら下がっていた。ここ日野市って土方才蔵の生家なんかがあって、NHKの大河ドラマ「新選組」で浮かれているようである。

投稿者 AKi : 11:03 PM | コメント (1)

December 27, 2003

讃岐麺\150

「加ト吉」のアルミなべなしの「讃岐麺」という冷凍パックをスーパーで買ってみた。一食分のパッケージで\150. 特製瀬戸内いりこだし。あげ玉・ねぎ付。
250ccのお湯を沸かして麺と出汁を入れて軽く沸騰させれば出来上がり。アルミなべの麺より腰は弱いが、噛み締めると味がじっくり出てくる。出汁も薄色だがかなりお湯を多めに入れても味は濃い。これもお値打ち品だ。その証拠に食べた後しばらくの間、「後味」がとても良いのだ。後味が良いかどうかは、良い材料を使っているかどうかにかなり依存するように常々思っている。
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投稿者 yas : 03:32 PM | コメント (2)

December 26, 2003

\500ランチ定食

九段に用事があって昼になったので、魚のチェーン店らしいところに入ってみた。「\500のランチ」とあり2種類のうち一つだけ「トロアジの焼き魚定食」が残っていた。ほとんど期待してなかった。カウンターがカレーやさんみたいに並んでいるだけののみ屋さんで、座る前にごはんと味噌汁が並べられて、ここへどうぞ。焼き魚も一瞬で出て来たので冷たいんだろうと思ったらあつあつとまでは行かないけど、ふつうの食べやすさだ。油がのっていて、トロアジってどういうものか知らないんだけど結構だった。すこしづつ周りが見えて来て、となりのおじさんが自分で後ろにある大きなお櫃から御飯をよそっている。なるほど、御飯の食べ放題。ということで私も軽くお代りしてみる。お米も期待よりはるかに良い。だんだん周りが見えて来て、向いのおじさんが生卵をかき混ぜているのが見えた。すると目の前に卵が山積みになっている。これいいんですか?と店の人に聞くと、どうぞどうぞと気前が良い。海苔もどうぞどうぞ。ふりかけやしばづけも目の前に並んでいる。すっかり満腹してマホービンから番茶を何倍かお代り。夜のメニューもかなり安く、勤人で一杯になっているんだろう。地下鉄の駅のすぐそばに同じ名前の別の店がもう一つあった。 財布の軽さから\500と決めたわけだが、役所の食堂や学校の学食でもないので、どんなもんだろうと思ったら全然違っていて満足。いまやお店は大変だ。しかしこういうちょっとしたサービスこそがこんな口コミを呼んで、客を呼ぶ。
またまたグルメとは言えない投稿になってしまった。

投稿者 yas : 05:54 PM | コメント (3)

冷凍さぬきうどん

冷凍さぬきうどん、なんて、、とお思いだろう。ところが「加ト吉」のアルミなべつきのは本格的。(と思う)。
サンクスやローソンの冷凍ケースでふつうに手に入る。これには出汁からトッピングまで全部はいっているから、ただ暖めれば良い。四国観音寺市が本社ということは讃岐うどんの本場。やはりレベルが高い。うどんの粉に味がある。おつゆも透明でかつおが多い関西風の本格的なもの。肉うどん(もちろん関東と違って薄切り牛肉だ)、きつね、かきあげ、なべやきとバラエティに富んでいる。値段は肉うどんとなべやきが\390で、その他は\290とリーゾナブル。そんな訳で事務所ではアルミ鍋をどんどんリサイクルゴミに出していると言うぐあいだ。
そういえば、最近「なんとか(忘れた)小町」という讃岐うどんチェーンを赤坂で発見。賞味してみた。人気が高くて発展中らしい。ここも安くてトッピングを自分で選べたり、無料トッピングがあったりして、出汁もまあまあ。値段の割におなかいっぱいになってオトクという感じだったが、肝心の麺はこの「加ト吉」のアルミなべつき冷凍にははるかに及ばなかった。
讃岐うどんは本当は醤油だけを掛けて食べる。いろんな店があるけど、このシンプルさにきちんと反応できる麺そのものにはあまりおめにかかったことがない。みなさんご存知でしたらぜひコメントで教えて下さい。その前にコンビニの冷凍ケースからひとつ取り出してみて下さい。
関係ないけど、今日ローソンのケースの一つ上の段に、「サケのおかゆ」の冷凍というのがあった。「加ト吉」ではなく別メーカーだった。かなり食指が動いたが後日のお楽しみに。私のエントリーは考えてみると本当にグルメではないなあと思う。

投稿者 yas : 05:35 PM | コメント (0)

シュタイナー建築の店

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那須と塩原を結ぶ塩那街道を塩原方面に走ると左側の杉の林の切れ目に「創造の森」という木で作られた看板があります。
その林の切れ目からなかに進むと「シュタイナー教育・・・・」と書かれた看板のある平屋建ての幼稚園があり、同じ敷地内に「農村レストラン」という店がありました。
飾り気のない庭の中に立つ水色の壁の家。
「な、なんだ!?あれは」
ビックリ、ドキドキ、ワックワク・・・。

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外から見た時の有機的でありながらドッシリとしたイメージは、中に入ってからも変わりませんでした。
高い天井に複雑な梁が・・・・。
メニューを見ると「おすすめセット」として「さっぱり風味のビーフシチュー定食950円」「赤米定食850円」があり、他には「たっぷり豆カレー800円」や「地粉のつけめん600円」のほか、オムレツ、チャーハン、スープ、サラダ・・・なかなか豊富なメニューなのですが、どれもスローフードといった感があります。
おすすめの「ビーフシチュー定食」と「季節の野菜のスープ」、「キヌアのザラダ」、「自家製パン」を頼みました・・・・もちろんこれって2人でですよ。
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ビーフシチューは小さなステーキサイズのお肉が御椀の中から出てきてビックリ。それでいて、すっごく柔らかくてまたビックリ。ごはんは玄米です。野菜スープはかなり生姜が利いています。何種類もの野菜が入っていて、こりゃ風邪の予防に良いんじゃないですか?キヌアとはアンデス高原の穀物だそうで小さなプチプチでした。どれも丁寧に作られて自然と「ご馳走様でした」となりました。

それにしてもこの建物、はじめて入った店なのに非常に居心地が良いんです。
なぜでしょうか?
シュタイナーは以前、ワタリウム美術館の黒板展(こんな名前でしたか?)で知ったくらいで、お恥ずかしいほど無知なのですが、シュタイナー建築というものは具体的にどのようなものなのですか。
窓や屋根が変わってて壁がカラフルなどといった見た目の問題だけではないような気がしたのですが・・・・・。
自分で勉強しろ!と言われるかもしれませんが・・・どなたか・・・宜しくお願いします。

投稿者 nOz : 12:08 AM | コメント (3)

December 19, 2003

共用器/銘銘器/属人器

僕の高校卒業同期のメーリングリストがある。

同期生は400人(男300人女100人)で、メーリングリスト参加者は40人だから、10%が参加していることになる。話題は多岐にわたり、その話題のレベルの高さはなかなかなのだ。そろそろ悠々自適なんていう輩もでてきているから、発言数も多いのだ。

先日、S女史からこんなアンケートが出された。
「つまらないことがふと気になって。アンケート」という題で、日常の家庭の食事、その食器は個人専用なのか、共用の物なのか、それを皆に聞いてみようということなのだ。お箸から飯椀、汁椀、湯飲み、それらは皆さんのお家ではどうなっているの、というわけだ。

お箸 個人 共通
飯碗 個人 共通
汁椀 個人 共通
湯呑み 個人 共通

僕の答えは下記の通りだ。
-----------
もう締切りかと思いますが、お答えします。
お箸  個人
飯椀  個人
汁椀  共通
湯呑み 共通(食後にお茶を、という習慣がなく、Tea という感じです)

13人の回答があり大部分は個人、共通化しているのは少数というような結論がでた。

S女史は語る「うちの場合、文化とか潔癖とかの問題ではなく、単に経済の問題だったかしらと思いましたが、スタートに夫婦茶碗と夫婦箸を買ってしまうところはやはり文化の問題でしょうか。でも共通にしてみてすごく楽になったと感じています。どうしてこんなことに気づかなかったのかという感じです。座る席は決まっていますから、器が同じでもその人のための食事ということに違いはありません。」

すばらしい、ちゃんと結論が示唆されている。

その後ほどなく、T氏からの発言がある。
「ご無沙汰しております、Tです。アンケートにお答えいたします。我が家では、ご飯茶碗、湯飲み茶碗、お椀、お箸、入れ歯は個人別です。
なお、本件に関して面白い本がありましたので、参考までに抜書きいたしました。」

・器は共用器、銘銘器、属人器(銘銘器のうち、特定個人に決まった器)に分類される
・本格的な属人器は江戸時代に銘銘が箱膳を持ち合わせてから(箱膳から卓袱台へ)
・鉢や高杯を使って、銘銘が食物を取り分けて食事をする(共食)ようになったのは西日本で2,3世紀、東日本では4,5世紀ごろから(「魏志倭人伝」には、日本は、高杯を使って食べ、箸を使わず手づかみで食べていた、とある)
・属人器をもつのは日本と朝鮮半島で、中国や欧米にはない。したがって、中国の影響が強かった沖縄では属人器は一般的ではなかった
・西日本ではお嫁入りの日、門口で自分のご飯茶碗を割る風習があった、また、棺が出るとき、故人のご飯茶碗を割る風習があった。」
(佐原真著「考古学つれづれ」p.82−84:書店にて立ち読み可)

というわけで、大変なレベルなのである。、お分かりいただけるかと思う。

これでお終いかと思ったら、K氏が補足する。

「属人器なんて言葉を教えてもらったものだからちょっと検索してみたらありましたね。どうも家族制度とは関係なく、膳の名残というのが有力らしい。」
http://krd.roshy.human.nagoya-u.ac.jp/report/nishimura.htm
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=85_174

投稿者 AKi : 09:09 PM | コメント (0)

December 06, 2003

かろのうろん

最近、福岡というのか博多に行く。といっても今回二回目なのだが。

昨日5日午後一にこちらで仕事、夜は博多在住の建築家のお二人にご馳走になる。魚をご馳走になったが、そこもたいした店であったが、それは又の機会に。
6日朝、ホテルをチェックアウトした後、のんびりとキャナルシティに向かう。朝一番の映画なんか見てしまってリラックス、昼過ぎまでのんびりしてしまった。

キャナルシティを出て地下鉄祇園駅に向かう途中にひなびた「うどん屋」があった。
「かろのうろん」という。「角のうどん」がなまって、そうなったとか。店内も外観におとらずひなびたものであった。質素な木のテーブルと丸いす、なんの飾り気もない。地元の方々という感じのお客さんだけであった。

後で Google してみたら、とっても有名な店だった。

とにかく「うどん・そば」の店、ちょっと迷ったが「ごぼう天うろん 430円」を注文した。
透明なつゆにうどん、ごぼう天の牛蒡は棒状ではなく薄くスライスしたような牛蒡の天ぷら、さわっと軽い。まずつゆを飲む。あくまでも透明に近い薄口、こくのある旨さだ。うどんはやわ(これは博多のうどんの特徴だとか)だが、つるつる麺だ。
テーブル上には刻んだ葱、一味の入ったお茶碗がおいてある。たっぷりと葱をのせ、ちょこっと一味をそえる。するするとうどんをすする。ごぼ天はさわさわ、うまい。

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ひさしぶりにつゆまで残さずにすする。うまい。

ほんの短時間だが、店にこられたお客の80%が「ごぼう天うろん」であった。うろんと一緒に、いなりずし、おにぎり 220円を注文するのが地元的であるようだ。

丸天うろん・そば、きつね、月見、わかめ、肉、しめじ、からし明太子..........いろいろ、みんなおいしそうであった。

投稿者 AKi : 09:25 PM | コメント (2)

December 04, 2003

東京大学饅頭

不思議なものを見つけてしまった。東京大学饅頭
●帰省のおみやげに東大饅頭  冬休みに実家に帰る際はおみやげにどうぞ。


10個入  ¥2,000 5個入  ¥1,000 1個    ¥180
明治十年創業の三原堂本店が東京大学のために特別謹製いたしました。
「東京大学のマーク」を型取った皮と小豆の香りに味わいがある上品なお饅頭です。
熟練職人が丁寧に練り上げた二重の餡をお楽しみ下さい。

投稿者 yas : 01:27 PM | コメント (1)