家内の実家である松本市内のスーパーマーケット。
そこの食品売り場に普通にならんでいました。
さて、これはいったい何でしょう?
答えは
お蚕さんの「さなぎ」の佃煮なんです。
松本、信州、といえば養蚕業で栄えた土地です。
養蚕は蚕の繭から絹糸を紡ぎ出すわけですね。
その繭のなかには、蚕のさなぎ君がおられるわけで
昔のひとは貴重なたんぱく源として、これを集めて佃煮にしたわけですね。
これも、かつてあった「絹の道」の名残ですね。
スーパーマーケットでこういうのを見つけて
びっくりしないわけにはいかないですよね。
でも、養蚕業がすたれた現在、これらのさなぎはいったいどこから来るのでしょう?
tamさん、ごめんなさい・・・・。
あまりの○○○に、ご指摘通り、棚に返してしまいました。
ちなみに、家人の祖父はこれが大好きで、毎日のように白いご飯の上に載せて食べていたそうです。
蜂の子も有名ですが、むこうでは蜂の巣が売っていて、巣の中から生きているヤツを箸でつまんで食べるのだそうです。
あと、正体不明の「ザザムシ」というのもありました。
このさなぎがどこからきたのかラベルをもう一度確認しましたが
原産国の表記がありませんでした。
tamさんが言われているように中国が最有力候補だと思います。
食べました?もしかしたら買わずに写真だけ撮って棚にかえしたのではないですか?コラッ。生糸をとった残りの蛹は、ウナギの餌になるんだと、その昔に聞いたことがありますが、たしかに養蚕のほとんどなくなってしまった今では、中国からきているのでしょうか。裏をかえして「原産国」の欄を見ればわかるかもしれませんね。輸入までするんだったら、食べたいと思う人がいるってことなんですね。
Posted by: tam : March 10, 2005 06:56 PM