November 19, 2004

ラオスから.....

tiger_head_2.jpg

玉井さんから、不思議なパッケージに入ったブツが宅急便で到着した。

すぐ空けてしまったので、パッケージを記録するのを忘れてしまったが、小さなペットボトルが二本でてきた。Tiger head というブランドの飲料水500mlペットボトルに、なにか怪しげな透明の液体が入っているのだ。

ふむふむ、これって玉井さんの My Place でふれられていたラオスの酒ではないのか。
恐る恐るキャップを空け、まず臭いを.......それはベンジン等の発火性の液体ではなく、紛う事無きアルコール飲料、それも相当、高濃度のものと理解したのであった。
泡盛、それも相当強い奴を想像してくれたまえ。

ラオスの酒って、この手のものを「ラオラーオ」というらしい。ただ単に「ラオスのお酒」という意味らしい。もち米を原料とした蒸溜酒、焼酎とのこと。はたしてこいつは何度なんであろうか。臭いだけでも50度を超すって感じだが、ちょっと口に含むと熱い、くっと干すとその刺激がずっと胃にまで下っていくのが感じられる。

うーむ、これを飲むと、ペットボトルのブランド Tiger head 虎の頭、それになってしまうのは間違いなしと思った。

ラオスではこいつを飲み回すのが習慣とか、玉井さんはそれにどう耐えたのか。この不思議なボトルの顛末、玉井さんのコメントを待ちたい。

投稿者 AKi : November 19, 2004 08:38 AM
コメント

これはそそられますね。
それに玉井さんの密造計画にも。
私もそのうち、ミードから始めたいと思っています。なんたって人類最古と云われるお酒、ハネムーンの語源となったその酒をつくって、飲んでみたいのです。
ワインも、酸化防止剤の入っていないやつを、飲んでみたい。
流行りなのか、ビール等々、手作りキットが販売されていますが、シャレた形のものには頼らず、趣味というよりもっと生活臭く、ウッシッシとにやにやしながらつくって、気の置けない友達と、こっそり酌み交わすような酒を、自分でつくれたら最高ですね。

Posted by: noz : November 23, 2004 12:14 AM

 書き終わった長いコメントを、昼飯の最中にうっかり消してしまった。痛手からなんとか立ち直り、食後にもう一度書き直すことにした。

一昨日の夕方、近所のコンビニで秋山さんにあてて宅急便を発送した。そのあとで雑誌の棚に寄ってdancyuを買った。送った宅急便はラオスの焼酎の入ったペットボトル2本、dancyuの特集は「日本のワイン」である。
にもかかわらず、ぼくはアルコールが飲めない。糖尿病ではない。祖父、父から三代つづいた由緒正しい下戸である。
にもかかわらず、ぼくは酒の肴のような食い物に目がない。イカの塩からを自分で作るそばからたべてしまう。さしみはもちろん、牛スジ肉の煮込みであろうが、とうふようであろうが唐墨であろうが、ぼくの頭には炊きたての白い飯が思い浮かぶ。だがそのうちにみていろ、うまいワインを密造して、ひそかに飲んでやろうと思っている。

 メコンに沈む夕日を見ながら、ラオスではじめての夕食をごちそうになったとき、みんなはビールを注文した。ビアラーオという。ぼくは乾杯のあとはお茶を飲みながら、生意気に同行のYさんにたずねた「ラオスのむかしからの酒は、どんなのがあるんですか?」「米でつくった焼酎ですね。すごくつよいけど、うまいです。ラオラーオというんです」という。Yさんは、今は日本に住んでいるが、タイにもラオスにも長く住んだことがあるのだ。そいつをおみやげに買っていこうと、ぼくは言った。まちの中の移動は大部分がクルマを使っていたから、店に立ち寄る機会が少ないせいもあるのだろうが、酒屋というものにはとうとう出会わなかった。その後も、食事のたびにみんなビールを飲んでいた。

 最後の日、友人と会ったYさんがペットボトルを2本もってきた。一見ぶっきらぼうなYさんだがちゃんと憶えていてくれたのだ。「友達が買って来てくれた。瓶詰めのやつもあるんだが、量り売りの地焼酎の方がうまいんです」という。もう一人の同行者 I さんは「重いからいらない」という。アルコールに目のない人たちは数知れないから、じゃあぼくが喜んでいただきますと言ってバックパックの底に入れた。

 ちなみにakiさんが不審に思った包装は、ラオスから来たものではない。amazon.comがCDを送ってくれるときのパッケージにつかわれる段ボールの表裏をひっくり返し、3方をガムテープで裏から張って、上をホッチキス3本で留めた。牛乳パックの要領である。amazon.comの段ボールは、中身がずれないように滑り止め加工がしてあるので、それが表に出ると妙な触感なのだ。

Posted by: tam : November 19, 2004 03:14 PM