1970年頃、原宿セントラルアパートの東孝光建築研究所のスタッフだった時代、よく昼飯にでかけたのが「天麩羅/つる岡」であった。
とても気楽に天ぷらを食することができたので「安天(やすてん)」なんて云っていた。木造の店で昼飯時は座敷にまで上がり込んで食した。
2004年3月、久しぶりに訪れてみた。あの頃と、人込み、町並みは変ってしまったが、場所は同じところに「つる岡」はあった。いかにも原宿というようなファッションを売る店舗ビルの地階にあった。
天ぷらを揚げる調理場を囲むようにカウンター席があるのは昔と同じだが、揚げるのはご子息(といってもこちらと同年という感じだが)の時代だ。
上天丼950円を食したが、みそ汁を口にした時、昔と同じ味がした。美味しかった。
昔からの定番、天ぷら定食は850円、天丼は750円である。
天麩羅 つる岡 03-3408-4061 毎日曜日/定休
投稿者 AKi : March 15, 2004 02:54 PM「つる岡」は僕も80年代頃に良く行きました。昼時はちょっと並ぶけれど、早くて安くて美味いと三拍子揃ってましたね。
黙々とてんぷらを揚げ続ける職人気質の親爺さんと、店内の気配りを怠らない息子の姿が印象に残ってます。