February 18, 2004

新下関駅・立食いうどん

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博多うどん研究家のAKiです。

先日15日博多にいた。その日の夜、那須の Nz さんから携帯に電話があった。
私は明日は下関に行くのだ、というような話をしている時、突然、彼は「自分の母の出身は下関であり、新幹線の駅「新下関」の立食いうどんがうまい」というのだ。うどんと母の関係は聞きそびれたが、とにかく、新下関でうどんを食することに決めたのだ。海峡の向こう本州の西端にはどんなうどんがあるというのか。

下関市内での用も済んで、新下関駅に到着、新幹線の待ち時間も十分、早速うどんに直行した。

新幹線改札口に向かう通路脇にそれはあった。
売店と一緒になった立食いコーナーはコンコースからと改札口から入ったところと両方にカウンターがある。中では数人のおばちゃんがせっせと働いておられた。カウンターはせいぜい3、4人が立食いできるという規模だが、コンコース側には壁沿いに粗末なテーブルと椅子がある。ちょっと壁にむかってうどんを食するのは興ざめだが皆そんな食べ方をしていた。立食いカウンターの横に券売機がある。

まず、ふく天うどん400-円、続いてゴボウあじ天うどん350-円を食した。うどんは今まで博多で食したものよりも細めにして、ふよふよの麺、結構なのである。トッピングは河豚の天ぷら、も一つはごぼう入り薩摩揚げという趣のものであった。
なんといっても、そのダシがなんともうまい。ドンブリの底まですすってしまうのであった。

JRになってから駅構内の店舗も系列化が進み、駅そば駅ウドンの類いも、その地方地方の独自性がうすれつつあるそうだ。ここ下関は「下関弁当KK」なる地元企業が頑張って立食いウドンをやっているようであった。

ここ新下関近く住んでいたという奴も「あそこのうどんはうまい」と言っていた。帰省したと時、ここでうどんを食べてから家に帰るとか。

投稿者 AKi : February 18, 2004 05:45 PM
コメント

私も食べた事あります。
ダシが決め手、ですね。
ちょっと細い麺がまたおいしい。

Posted by: furu : May 21, 2004 01:36 PM

そうなのです。私もそのダシが。

おにぎりと一緒に食べてもこれが・・・。
ダシのなかに入れてサラサラしたいぐらい。あ、私だけかな。
私がいただいたのはお昼時のコンコースで、写真左の柱にあるベンチでも、皆が食しておりました。

AKiさんの「おかわり」に、ブラボー!

Posted by: nOz : February 18, 2004 08:09 PM