February 17, 2004

コーシェル

厳格なユダヤ人は今も、コーシェル(適正食品規程)を守っています。
そういえばLAの町にダビデの星マークとともにコーシェルという文字があちこちにありました。

「ひれやウロコのない」海老、うなぎは食べないそうです。牡蠣、たこ、貝類、(海苔?)、エスカルゴだめ。
「小ヤギをその母の乳で煮てはいけない」というので、チーズバーガーやハムののったピザ、ハムとチーズのサンドウィッチだめ。親子丼もイクラ丼もむりなんでしょう。
だからビユッフェ食堂で、いちいちサンドイッチにHam and Cheese?, With Lettuce and Tomato?
などと聞かれる。うるさいなあとおもってたけど、聞かないと大変なことになる。

「ひづめが完全に2つに割れていて、しかも反芻する動物」はOK.牛、山羊、羊、牡鹿OK.ウサギ、ラクダはだめ。豚と猪は反芻しないからだめ。
「羽のある昆虫」だめ。
血のままの肉もだめだそうです。血の滴るビーフステーキだめ。鯛の活けづくりだめ。
鳥はハゲワシ、からす、ダチョウ、こうもりだめ。
異教徒が製造したワイン、異教徒が栓をあけたワインだめ。
これだと日本で生活できませんね。

投稿者 yas : February 17, 2004 06:35 PM
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