December 06, 2003

かろのうろん

最近、福岡というのか博多に行く。といっても今回二回目なのだが。

昨日5日午後一にこちらで仕事、夜は博多在住の建築家のお二人にご馳走になる。魚をご馳走になったが、そこもたいした店であったが、それは又の機会に。
6日朝、ホテルをチェックアウトした後、のんびりとキャナルシティに向かう。朝一番の映画なんか見てしまってリラックス、昼過ぎまでのんびりしてしまった。

キャナルシティを出て地下鉄祇園駅に向かう途中にひなびた「うどん屋」があった。
「かろのうろん」という。「角のうどん」がなまって、そうなったとか。店内も外観におとらずひなびたものであった。質素な木のテーブルと丸いす、なんの飾り気もない。地元の方々という感じのお客さんだけであった。

後で Google してみたら、とっても有名な店だった。

とにかく「うどん・そば」の店、ちょっと迷ったが「ごぼう天うろん 430円」を注文した。
透明なつゆにうどん、ごぼう天の牛蒡は棒状ではなく薄くスライスしたような牛蒡の天ぷら、さわっと軽い。まずつゆを飲む。あくまでも透明に近い薄口、こくのある旨さだ。うどんはやわ(これは博多のうどんの特徴だとか)だが、つるつる麺だ。
テーブル上には刻んだ葱、一味の入ったお茶碗がおいてある。たっぷりと葱をのせ、ちょこっと一味をそえる。するするとうどんをすする。ごぼ天はさわさわ、うまい。

karono_uron.jpg

ひさしぶりにつゆまで残さずにすする。うまい。

ほんの短時間だが、店にこられたお客の80%が「ごぼう天うろん」であった。うろんと一緒に、いなりずし、おにぎり 220円を注文するのが地元的であるようだ。

丸天うろん・そば、きつね、月見、わかめ、肉、しめじ、からし明太子..........いろいろ、みんなおいしそうであった。

投稿者 AKi : December 6, 2003 09:25 PM
コメント

タモリのうどん屋、勤めていた場所の近くでけっこう行きました。ごぼ天うどん、たべました。
七味じゃなくて一味だったのが、そのうち七味も置くようになりました。
博多に何度か行きましたが、当時は醤油と七味は持っていっていました。刺身をたまりで食べるのはツラい。うどんには七味がかけたい。というわけで。
博多のうどんを体験して始めて、ごぼうの薄切りかき揚げがおいしいと知って、いつの間にかかき揚げとして我が家の定番になっています。

Posted by: りりこ : December 11, 2003 06:42 PM

昔、タモリがテレビ朝日通りをちょっと入ったところに立ち食いの博多うどんの店を出したことがあったけれど一年か二年で撤退しました。今なら、ちょっとした「うどんブーム」だから場所が良ければ流行かもしれませんね。僕も麻布税務署に用事があったとき二三度立ち寄り、そのタモリの店の博多うどんを食べたことが有ります。メニューはまったく同じでしたね。そこも「ごぼう天うろん」が売りだったように思います。やっぱり麺はやわらかつるつる麺でした。この博多うどんに食感が近いのが「シマダヤの稲庭風うどん」で、冷凍麺と茹麺とがあります。ちなみに近くのスーパーで「シマダヤの稲庭風うどん」を置いてあるのは京王ストアとスーパー・アルプスで、イトーヨーカドーには置いてません。

Posted by: iGa : December 7, 2003 11:05 AM