October 29, 2003

食べ物の本

AKiさんが食べ物の本を取り上げたので、何か食べ物に関する本を持ってないか探してみた。
「東海林さだお」とレシピ本を除くと数は少ない。
「もの食う人びと」 辺見庸(出版当時かなり話題になっていたので、暫く読むのを控えていたが、この本をきっかけに辺見庸を読むようになった。)
「散歩のとき何か食べたくなって」 池波正太郎(食の蘊蓄話ではなく、食べ物を狂言回しに時代や街や人びとを語っている。)
「めしのチカラ」魚柄仁之助(健康系?なのかな、私には真似できない、それだけは言える)
「粗食のすすめ」幕内秀夫(真実と胡散臭さが同居している。)
「すきやばし次郎 旬を握る」里見真三(旨そう!食べたい!行ってみたいけれど次郎は外国より遠い。)

「京・四季の味」大村しげ(今日日、正当な京言葉を語れる人がどれほどいるのだろうか。京言葉で書かれたこの本を読むと、肩の力が抜けて、暫しタイムトラベラーになれる。)
ん〜「魯山人」の本もあった筈だが見つからない。
「パスタとワインと豚のシッポ」パンツェッタ・ジローラモ(イタメシについて書くとイタリア人の生活について書くことになる。)

投稿者 iGa : October 29, 2003 11:34 AM
コメント

「BLT」を読んで「BLT」が好きになる。いいな、そーゆー感性は、「BLT」以外の何か挟まってませんでした?
魚柄仁之助の真似はとてもできないけれど、スーパーで「はくばく」の「お豆と雑穀・ごはんの素」を見つけて、時々、それを混ぜてご飯を炊いてます。一回分ごとに分包されていて、中身は押し麦、もちきび、もちあわ、黒豆、緑豆、黒米、アマランサスです。ん、アマランサスって何だろう?イラストでは粟(あわ)に似ている。

Posted by: iGa : October 31, 2003 09:32 AM

私は辺見庸さんの「ゆで卵」に収められている「BLT」が好きで、以来ファミレスではよくBLTを注文するようになりました。
また、私は魚柄仁之助さんにはたいへん影響を受けていますが、「魚柄の料理帖」に収められている、粘り野菜と残り野菜をとことんみじん切りにして作るトロトロの漬物はとっても重宝するレシピでした。昨夏、夫の実家で朝ごはんに作っておきましたら、たいへん喜ばれました。ニュースソースはシークレット、で澄まーして作ると間違いなく株が上がる漬物です。地味にではありますが。

Posted by: noz : October 31, 2003 06:52 AM