October 12, 2003

東一

「あずまいち」と読む。山田錦による九州は佐賀の酒である。蔵元は五町田酒造

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東一を初めて味わったのは吉祥寺パルコの裏にあった居酒屋「田吉」である。「田吉」は同じ吉祥寺にある「浜やん」が満席で、どこか適当な店がないか駅の方向に戻りながら、偶然に見つけた店である。「浜やん」については何れAKiさんが書かれると思うのでここでは触れない。
「田吉」は1999年に吉祥寺南口に移転し店名も変更された。元のパルコ裏の「田吉」は店主が替わり居抜きでそのまま居酒屋として営業している。

吉祥寺南口に移転してからの店名は「須弥山」である。クリックすると拡大。

「須弥山」は店主とスタッフが全国の蔵元を訪ね回り、自らの舌で確かめた日本酒だけを店にだしている。日本酒は生き物と考えている店主はその保管にも専用の冷蔵庫を用意し気を使っている。従って「須弥山」で出される日本酒には外れがない、どれを選んでも旨い。dancyo【2001年3月号】にも掲載されるようになり、ウィークディは7時には満席となる。酔鯨、〆張鶴、十四代、神亀、くどき上手、東北泉、奥播磨等々、普段は味わう機会の少ない地方の銘酒を味わえる。また、酒の肴も富山の氷見直送の海産物が味わえる。もう、既に季節は終わっているが「ホタルイカの沖漬け」を肴に飲む酒にはたまらないものがある。

投稿者 iGa : October 12, 2003 03:39 PM
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