October 11, 2003

焼き鮭そば、納豆そば

世田谷玉川高島屋裏のそばバリューの焼き鮭そばは逸品。夏はないがこれから秋から冬にかけての季節楽しみだ。極めてシンプル。かけそばに焼いたキングサーモンが乗っているだけ。ところがこれがなんとも極上で、いつも思い出す味なのだ。すこし焦げた油の乗ったサーモンとし自然食品のそばのバランスがなんとも言えない。
じつはこだわりの亭主らしく全粒そばとかなんとかいろいろ選べる。そんなむずかしいことはなしに、ただ食べればよい。お店はBill Evanceなどひと昔まえのこだわりのJazz Pianoが流れている。坪庭もある倉敷にありそうなトップライトのある洋小屋屋根がかかっている。壁にかかっている絵も趣味のようだ。
ところで、うまいそばやはそば湯を堪能できるかどうかでわかる。何もいれなくても、水の味がしっかりしている。
ここの「納豆そば」もぜひご賞味いただきたい。これは冷たいそばで、ひきわりなっとうと、うずら卵、たっぷりの刻み海苔、うめぼし、ねぎ、にわさびともみじおろしを載せ、それにそばつゆをかけていただく。ちょっと足りないかなとおもいきや、じつに健康な満足感がえられる。

投稿者 yas : October 11, 2003 07:15 PM
コメント

関西と言っても広うゴザンス。京大阪神戸奈良とそれぞれが独立していて別々の文化文明を生み出しお互いに守っているところが、関東とはかなり違います。
京都以外の関西で納豆を食するかどうかはわかりません。もしかすると個人差くらいかもしれません。
京都は夏は暑く、冬は底冷えします。冬は一日のうちでも数分で晴れたり曇ったりが交代する。太平洋側の気候と北日本の気候が一瞬にして入れ替わります。そのうえ寒冷地のように暖房や断熱はない。だから冬は本当に寒かったです。極端にいえば障子紙一枚で屋外。暖房は火鉢の炭だけ。
こんな寒冷地なので、納豆も近郊の農家で作っていたと思います。それを野菜売りや豆腐屋さんが売りに歩いていた。ということは好きで食べる人が多かったということだと思います。
水戸は本場。いろんな豆や菌の種類で味が違うんでしょうね。

Posted by: yas : October 11, 2003 11:37 PM

yas さんは、関西育ちなわけですが、「納豆」は大丈夫なんですか。お話を読む限りなんの問題もないようですが。
私は、住んだことはありませんが、両親とも水戸ですし、本籍も水戸というくらいの納豆であります。

Posted by: AKi : October 11, 2003 08:54 PM